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もっと勝つための現代麻雀技術論 第50回 「麻雀クイズ 回答と解説」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第50回 「麻雀クイズ 回答と解説」

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 前回の解答、解説です。

 ローカルルールには、特定の条件を満たすとシングル役満がダブル役満になるものがあります。

 ローカル役満以外では四暗刻単騎、大四喜、国士無双十三面待ち、純正九蓮宝燈がダブル役満になる場合がありますね。

 四暗刻はローカル役満とも複合しやすいので、解答は四暗刻単騎+ローカル役満の複合と予想することができます。

 ローカル役満かつ、特定の条件を満たすとダブル役満になり、しかもそれぞれが複合するテンパイ形を考えて、

 の形に気づくことができたでしょうか。

 であがると四暗刻単騎、純正四連刻(雀頭も連番になっている)、純正百万石(マンズの合計がちょうど100)で6倍役満です。

 これに更に特殊な状況下で成立するローカル役満を複合させることを考えます。有名なのは八連荘ですが、八連荘は親限定。

 八連荘を阻止した場合につく破回八連荘であれば、天鳳では採用されてない人和も複合させることができます。

 人和、四暗刻単騎、純正四連刻、純正百万石、破回八連荘で8倍役満。私の知る限りではこれが最大になります。

 ちなみに私はMFCで八連荘をあがられ、MJで八連荘をテンパイするも見事に「破回八連荘」されてしまったことがあります。ローカル役満はそもそも採用していないとあがれないので、あがられた時もあがれなかった時の悔しさも大きいですね(笑)

 ローカル役満の中でも特に難しいのが、「一色四順」。仕掛けが上家からしかできないうえに、1枚でも上家以外から切られるとアウト。

 しかも狙えそうな手材料が揃っていても、大抵は他の手役を考えてポンかカンをした方がよいもの。

 四槓子より難易度が高いのではないでしょうか。一色四順は緑一色とも複合します。

 こんなアガリを一度は見てみたいですね。

 今回でようやく50回目ですが、まだ現麻本では講座13が終わったところ。

 いつになったら補足が終わるのか自分でもまだ想定できませんが、今後ともよろしくお願いいたします。次回から2シャンテンの補足に入ります。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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