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もっと勝つための現代麻雀技術論 第90回「麻雀クイズ 回答と解説」

もっと勝つための現代麻雀技術論 第90回「麻雀クイズ 回答と解説」

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 前回の問題の解答、解説です。

  問1

 全く同じアガリ形なのに手役に違いがあるということですから、何家かによって役がつくかどうか変わる風牌が絡む手牌。同じ牌は4枚までで、「両者とも全く同じアガリ形」であることから刻子は使えないので、親は風牌なので平和がつかないが、子は平和がつく手牌であると分かります。

 親と子でアガリ打点が同じになるもので最も高くなるのは、親の倍満と子の三倍満の24000点。南場であがった子が西家であるとすると、以下のような牌姿であれば、親はメンホンチャンタリャンペーコードラドラで10翻の倍満、子は平和がついて11翻の三倍満となります。

   (南場、子は西家)

 ロン ドラ

 

 

 問2

 アガリ翻数が同じなのに親と子で打点が同じになるのですから、違うのは「符」です。親と子で翻数が同じになるもので最も高くなるのは、親の60符2翻と子の90符2翻の5800点。

 役は色々考えられますが、符が高くなる2翻役なので三暗刻にするのが分かりやすいです。以下のような牌姿が題意を満たします。 

 

 ロン

 子 

   ロン

 

 

 前回までで平場における打牌基準については一通り解説いたしました。次回からは「鳴き」の基準について解説いたします。

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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