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ネマタの戦術本レビュー第355回「麻雀 定石「何切る」301選  著:G・ウザク・福地誠 その28」

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 Q244~246

 Q244、245はペンチャンをどちらから落とすべきかの問題。理屈は簡単ですが、案外実戦では出来ていないことも多いのではないでしょうか。Q246は、ドラもピンズ中ぶくれ形も悪形メンツ候補より強いと考えればおのずとペンチャンに手がかかると思います、ツモならペンチャンを落としたくっつき1シャンテンの方がペンリーチドラ1テンパイよりも優秀。テンパイ逃しを必要以上に恐れることはありません。

 日常会話で麻雀用語を使ってしまうこと結構ありますよね。「対面」「両面」は意識してないと「トイメン」「リャンメン」と読んでしまいます。

 Q247〜249

 Q247、248のようにマンズが4連形かつタンヤオがつくとなれば、先にを引いてもテンパイを外した方がよいのでを全て落とすつもりで手変わりを残すところ。ただし落とすにも順番があります。Q248は雀頭の三色変化もあることに気付けたでしょうか。

 Q249はペンチャンを外してシャンテン戻し。タンヤオがつかないメンツ候補より、タンヤオがつく浮き牌と考えれば多くのケースで対応できます。

 麻雀にかけた労力を、努力と思ったことは一度もありません。対価を求め始めると、それまでは進んでやっていたことが苦痛になることもあります。

 Q250〜252

 孤立牌同士の比較。になれば浮き牌3〜7と同等。はメンツを作るうえでは孤立19牌と大差ないので、孤立28牌に匹敵するの方が上、しかし雀頭を作るうえでは優秀なので、Q252のように、メンツ候補は足りているヘッドレス1シャンテンになると残しが有利になります。手牌構成次第で価値が変わってくるので、自分の手牌がどのような状態にあるかを意識しましょう。

 恋愛に対価を求めたこともありません…というとかっこ良く聞こえますが、要は実戦経験ゼロということです(笑)

 

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この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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