麻雀さん求人広告

麻雀ウォッチ

オススメ
検索
メニュー

ネマタの戦術本レビュー第370回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その10」

ネマタの戦術本レビュー第370回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その10」
ネマタの戦術本レビュー
2017年09月12日 20:00

 テーマ19

 点数状況やルールによって押し引き判断がどう変わるかについては、「もっと勝つための現代麻雀技術論」第177178回でも取り上げました。本書では和了価値指標が示されているので、これまでは感覚で決めていた点数状況絡みの押し引きについても、どの程度までなら押せるかというより具体的な判断を下すことが可能です。
 収支戦なら半荘戦の東場では点数状況を考慮する必要はそれほどないが、天鳳の段位戦ではそうもいかないということはこれまでも主張されていましたが、和了価値指標からそのことが明確になりました。
 
 ただし、単純に段位戦というだけで失点回避優先と考えないように注意する必要があります。高打点が狙えるが先行リーチが入っていて低和了率高放銃率というケースは、和了価値指標の低さから降りに回ることが増えますが、先制良形テンパイのように元々低放銃率のものについては、余裕のあるトップ目という理由で判断を変えるほどではありません。ラス回避重視という言葉が先行して、必要以上に放銃のリスクを恐れる打ち手は少なくありません。
 また、局収支が適用しにくい局面は、誰に対して放銃するか、誰から和了するかで結果に大きく差が出るので、持ち点と残り局数からみた和了価値指標だけでは押し引きを判断できないことも多いことには注意する必要があります。 
 現在では残り局数と4人の持ち点から最終的な順位率をシミュレーションによって求めることが可能なので、この手の押し引き判断においてもある程度の目安をつけることができます。実戦中に判断するのは難しいので、実戦で起こりやすいケースに関しては予め検証されることをお勧めします。

本記事に関するご紹介

史上初、3100万局の牌譜データを東大卒の麻雀研究者が徹底分析!
麻雀の戦術や何切るを語るのは誰だってできます。しかし著者は何を語るにもデータありき、というより、データという根拠がないと何も語りたがらないカタブツ。そんな著者だからこそ書けた、最も麻雀研究に誠実に向き合った麻雀戦術本です。

 
みーにん(著)
定価:本体1,404円
AMAZON販売ページ

関連記事

プロフィール

麻雀界の最新ニュース、コラム、インタビュー、ランキング、スケジュールなど、麻雀に関するあらゆる情報を発信する日本最大級の麻雀ニュースサイト。

著者リスト

  • 青木 さや
  • 浅見 侑平
  • 学生麻雀連盟
  • 学雀連代表 げっち
  • きゅ~
  • 一井 慎也
  • 女子麻雀サークル MAGNET
  • まろちょふ
  • 麻雀王国営業部 しーちゃん
  • 麻雀ウォッチ編集部ライター
  • 小鶴
  • 麻雀ウォッチ編集部
  • 麻雀新聞
  • 麻雀界
  • nakamura
  • ネマタ
  • 斎藤 俊
  • スタジオ カドタ
  • 谷崎 舞華
  • 山崎 一夫
  • taroo 河下太郎
  • 鈴木 聡一郎
  • 渡辺 英行
  • 福山純生 (雀聖アワー)