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ネマタの天鳳日記 第42回

ネマタの天鳳日記 第42回

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 配牌で0メンツ。0メンツ打法1から、遠いなりにマンズホンイツをみて字牌を残すことを考えます。マンズホンイツ以外の候補はチートイツ。まだ2トイツしかなく4シャンテンですが、この手はメンツ手としては5シャンテン。

 アガれた時にチートイツになっている割合は少なくなさそうです。今回はいずれにせよトイツを切ることはないですが、メンツが1つもない場合はチートイツもみてトイツは残すように打ちます。

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 タンヤオの面子候補も3組ありますが、今回はドラ0メンツ打法ルール2から、タンヤオよりはホンイツ、チートイツドラドラを優先します。早速リャンメンを逃しましたが、字牌から切ってリャンメンが出来てもさほどアガリやすくはなりません。マンズを引くかトイツが出来るかした場合も、字牌が残っている方がよいとみます。

 もちろん引きなら字牌を切りますし、にくっついてタンヤオの面子候補が4組になった場合も今度は字牌を切ります。もう1メンツできるようなら、タンヤオをつけてアガリを目指すのも難しくないです。

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 胡散臭いくらい都合のいいツモが続きますが、何を引くか分からないから、引いた時によりよい手牌になる受け入れを優先ということです。その理屈ならここでは打ですが、ドラは残り1枚でテンパイしてもドラ単騎には受けない。それなら山に残っていそうで、将来他家のテンパイが入った時に切りやすいを残しました。

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 ちょっと都合が良過ぎますね(笑)ここでリーチ宣言牌がだといかにもチートイツの字牌単騎なので、やはりを先に切っていた方がよかったかもしれません。

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 「第一打に字牌を切らない」というわけではありませんが、特に1メンツもない場合は、浮いた字牌に手をかける前に、字牌を利用した手組を意識されてはいかがでしょう。配牌の時点で数手先の構想を描く必要はありません。一手先の手牌を正しく評価出来れば、自ずと切る牌を選べるようになると思います。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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