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ネマタの天鳳日記 第140回

ネマタの天鳳日記 第140回

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 を持っていてと受けがかぶっているから打…ではなく、ホンイツやトイトイをみて打。序盤の浮き牌同士の細かい比較はアガリ率にほとんど影響しないので、まずは見える手役を確認します。

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 ホンイツかトイトイで容易に満貫になる手を2翻止まりにするのはもったいないので、トイトイになった時にトイツが読まれにくいようにを切りましたが、マンズでホンイツができることもあるうえにドラなので打とすべきでした。なるべく高打点にしようとするがあまり、「安めを受け入れた先にある高めへの変化」を見落とさないようにしたいものです。

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 打もありますが、打としてにくっついたところでホンイツには決めずにトイツを残す手なので、2翻手になる受け入れを拒否するほどではないとみてから切りました。

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 北を残すのはもちろん重なった時に比較的出やすいため。首尾よく12000のアガリになりました。

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 ラス前にまたしても字牌トイツ2組の4トイツの手が入ります。

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 が重なれば倍満、を引けば最高でダブル役満まで…と調子に乗ってリャンメンを外していますが、のみ手でもアガればオーラス満貫ツモでも逆転されなくなります。素点が戦績に反映されない天鳳では流石にやり過ぎです。この形ならホンイツに決め打ってもアガれることが多く、他家もラス落ちのリスクがある仕掛けには押しづらいので跳満ツモ以上に耐えられるようにするに越したことはないと判断したのもありますが、それにしてもを切るべきでした。

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 アガリ逃したうえに親リーチ。正直やってしまったと思いましたが…

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 ひたすらツイてました(汗)。高打点を狙うかどうか、狙うとしてもどのようにして狙うかはあくまでその場の手牌と局面で判断。手牌の形や手筋に溺れないようにしたいものです。

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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