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海外の天鳳ユーザーとの交流麻雀大会に参加してきました!

海外の天鳳ユーザーとの交流麻雀大会に参加してきました!

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 2017年2月18日に400万IDを突破したオンライン対戦麻雀天鳳

 400万ともなると、海外ユーザーも数多くいるようで、毎年行われている『 IORMC(International Online Riichi Mahjong Competition)』(主催:韓国麻雀連盟)という交流オンラインイベントでは、17カ国・地域が参加しています。

 海外ユーザーが日本式の麻雀を覚えるきっかけになるのが、『アカギ』や『咲-Saki-』といったアニメ(漫画)です。

 日本でも麻雀を始めるきっかけとして名前が挙がりますが、海外での影響力も絶大のようです。

 彼らはアニメへの理解を深めるために、英語で書かれた麻雀情報をネットで探します。

 そうしてたどりつくのが、イギリス在住のディビッドさんのブログ(http://osamuko.com/

 ディビッドさんは2008年、わずか16歳の頃からブログを開設し、麻雀ルールや用語、戦術、天鳳の始め方など、麻雀に関するあらゆる情報を英語で解説しているのです。そこで出会ったユーザーがFacebookやチャットでつながり、最新の戦術やニュースを共有しています。

 それこそ国籍を問わないワールドワイドな日本麻雀(リーチ麻雀)のコミュニティが古くから存在していたんですねぇ~。

 ※海外には中国麻雀もあるのですが、区別するために日本麻雀のことを『リーチ麻雀』と呼んでいます。2014年にパリで行われた『世界リーチ麻雀選手権(World Riichi Championship / WRC)』(優勝は山井弘プロ)は、2017年にラスベガスで第2回が行われます。

 

 そんなディビッドさんが2月に日本に来ることになり、せっかくなら天鳳開発者の角田さん(つの)と麻雀を打とうということで、2017年2月26日に『第1回天鳳国際交流麻雀大会』が行われました。参加者は日本在住の方も含め外国人6名、日本人6名の計12名です。

 会場は、第1回WRCにも参加した張敏賢プロのお店『NishiazabuRTD』です。

【参加メンバー】
ディビッド(David Clarke / @kagakushaa)イギリス
ダニエル(Daniel Moreno / @xDasukex)アメリカ
マティアス(Matthias Kohler / @ganbariyadays)ドイツ
ジョン(John / @komisensei)アメリカ
マサ(Masahiko Takahashi)日本
ライアン(Ryan Morris / @ikareryan)アメリカ
つの(Shingo Tsunoda / @tsuno_s)日本
福地(Makoto Fukuchi / @fukuchinko)日本
きめっち(Nicolás Giaconia / @_xkime)アルゼンチン
今井(Imai / @ocky3050)日本
松井(Matsui / @tkc108)日本
taroo(Taro Kawashita / @taroo2636)日本

ダニエルさんは上智大学に留学経験ありで、日本語が達者です。
マティアスさんはこれから日本に住むそうで、ジョンさんは埼玉在住の翻訳家。
マサさんは10年間ヨーロッパ在住で、海外の麻雀コミュニティに参加していました。第1回WRCにも参加しています。
ライアンさんは麻雀ファンにもおなじみのギャンブラー翻訳家。
きめっちは最近プロになった関西在住のアルゼンチン人。
今井さんと松井さんは東大麻雀サークル白のメンバーです。
つのさん、福地さんはもはや説明不要ですね。

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天鳳Tシャツを購入するほどの大ファン。外国人の方が着ると映えますね。

 

 というわけで、日本在住の方も多く、みなさん日本語が達者なので助かりました(汗

 打ちながら海外の麻雀事情について色々質問してみました。

 なんでもダニエルさんの所属する「PACIFIC MAHJONG LEAGUE(PML)」には、最新の全自動麻雀卓アモスレックスが5台もあるそうで、わざわざ日本から輸入したそうですよ。ガチ過ぎますね・・・

 ちょうど天鳳十段の南斗のレイ(@nantorei123)さんがPMLに訪問して麻雀を打っていたみたいです。

 アメリカの麻雀事情については、「らぽんのLA麻雀ブログ」が詳しいです。アメリカでも麻雀人口が急速に増えているそうですよ!

 

 彼らの麻雀の実力ですが、天鳳でいうと五段~六段くらいのようです。

 英語の戦術書が無いのを嘆いていて、なかなか雀力がアガっていかないと。

 福地さんの戦術書や天鳳のマニュアルの英訳を熱望しておりました。

 中国や韓国、香港などのアジアには鳳凰民(七段~十段)がたくさんいるので、もっとユーザーが増えてくれば、アメリカやヨーロッパでも鳳凰民がたくさん誕生するのではないでしょうか。

 

 若い外国人がわざわざ日本に来て、観光せずにフリー雀荘に行って麻雀ばかり打っているわけですよ。驚きませんか?

 日本式麻雀(リーチ麻雀)はめちゃくちゃ面白い。それは外国人にとっても同じで、もっと自信を持っていいんだなと。

 まさか「インバウンド」というキーワードが麻雀・雀荘にも関係あるとは思いませんでしたわ。

 どんどん日本麻雀を輸出していきましょう!

 

 そして距離や言語の壁がある海外ユーザーとの交流は、オンラインゲームが重要な役割を担っています。

 IORMC2016では、時差のある17カ国・地域が同じ時刻に集合して麻雀を打ちました。

 チャットは様々な言語が入り交じってカオスな状態ですが、大きなトラブルも無く進行できたのも、天鳳のシンプルさ故でしょう。

 日本ではプロの大会でもまだまだオフラインが中心です。今後は世界も見据えてオンラインゲームを活用した取り組みも進めていきたいものですね。

 

 さてさて、大会は天鳳ルールで行われ、ライアンさんが3トップを取って優勝しました!

 上位者にはつの様から、天鳳マウスパッドやクリアファイルなどが贈られました。

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手前左がディビッドさん。

 

大会結果

第1回天鳳国際交流麻雀大会 in RTD
順位 選手名 ポイント
1 ライアン 167.8
2 マティアス 111.2
3 今井 79.2
4 ダニエル 37.9
5 ジョン 11.9
6 ディビッド ▲3.3
7 福地 ▲18.2
8 きめっち ▲27.5
9 つの ▲53.4
10 マサ ▲78.9
11 taroo ▲82.9
12 松井 ▲143.7

この記事のライター

taroo 河下太郎
麻雀王国代表取締役会長。
最近はYoutubeの麻雀ウォッチチャンネルに力を入れています。チャンネル登録よろしくお願いいたします!

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