<第1回モンド杯チャレンジマッチ>◇14日◇夏目坂スタジオ
全国のケーブルテレビ、IPTVで放送中の男性向けエンターテイメントチャンネル「MONDO TV」で、「第1回モンド杯チャレンジマッチ」が14日に行われ、木原浩一(日本プロ麻雀協会)と柴田吉和(日本プロ麻雀連盟)が勝ち上がり、「第17回モンド杯」出場を決めた。
「女流モンド杯」では定番となったチャレンジマッチを「モンド杯」でも導入。前年度の敗退の4名とチャレンジ枠として成長著しい若い世代のプロ雀士4名の合計8名が抽選によりA卓とB卓に分かれ、各卓2戦合計のトップ者が出場権を獲得できる。
A卓
水巻渉(予選落ち枠) 最高位戦日本プロ麻雀協会
滝沢和典(予選落ち枠) 日本プロ麻雀連盟
木原浩一(チャレンジ枠) 日本プロ麻雀協会
山口大和(チャレンジ枠) 日本プロ麻雀連盟
B卓
藤崎智(予選落ち枠) 日本プロ麻雀連盟
渋川難波(予選落ち枠) 日本プロ麻雀協会
柴田吉和(チャレンジ枠) 日本プロ麻雀連盟
石井一馬(チャレンジ枠) 最高位戦日本プロ麻雀協会
A卓では1回戦、木原が南1局に小四喜をツモって一気にトップへ。2回戦は、1回戦3着の水巻が得点を伸ばすが、木原は確実に局を潰していき、2回戦を2着で終えて2戦合計をトップで終えた。
B卓では柴田が1回戦にトップを取るが、2回戦終盤、渋川に逆転を許してオーラスへ。親の柴田はリーチ攻勢で6000点、12300点と加点して渋川を再逆転した。
日本プロ麻雀協会のタイトル「雀王」の木原、日本プロ麻雀連盟のタイトル「十段」の柴田。モンド麻雀プロリーグは初出場となるが、いま最も勢いのある二人がモンド杯に殴り込む。
木原浩一のコメント
「15,6年前にプロ入りした当時、雲の上の存在であったモンド麻雀プロリーグに、まさか自分が出られるとは思ってませんでした。感慨深いです。」
柴田吉和のコメント
「ルールを覚えたのがモンドTVで放送されていた『未来戦士21杯』でした。思い入れ深い番組なので、今回は是が非でも勝ちたかった。」
第17回モンド杯出場予定者
井出康平(第16回モンド杯出場)
小林剛(第16回モンド杯出場)
佐々木寿人(第16回モンド杯出場)
白鳥翔(第16回モンド杯出場)
瀬戸熊直樹(第16回モンド杯出場)
村上淳(第16回モンド杯出場)
前田直哉(第16回モンド杯出場)
山井弘(第16回モンド杯出場)
木原浩一(チャレンジマッチ)
柴田吉和(チャレンジマッチ)
蛯原朗(モンド新人戦)
総合成績
順位 | 選手 | TOTAL | 1回戦 | 2回戦 |
---|---|---|---|---|
1 | 木原浩一 | 68.5 | 61.7 | 6.8 |
2 | 水巻渉 | 21.5 | ▲28.9 | 50.4 |
3 | 山口大和 | ▲20.3 | 19.4 | ▲39.7 |
4 | 滝沢和典 | ▲69.7 | ▲52.2 | ▲17.5 |
順位 | 選手 | TOTAL | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|---|---|
1 | 柴田吉和 | 102.5 | 46.0 | 56.5 |
2 | 渋川難波 | 22.2 | 4.6 | 22.2 |
3 | 石井一馬 | ▲81.9 | ▲30.9 | ▲51.0 |
4 | 藤崎智 | ▲93.4 | ▲19.7 | ▲73.7 |