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池沢麻奈美・二階堂亜樹が女流モンド杯出場権獲得

池沢麻奈美・二階堂亜樹が女流モンド杯出場権獲得

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<第3回女流モンドチャレンジマッチ>◇8日◇夏目坂スタジオ

 全国のケーブルテレビ、IPTVで放送中の男性向けエンターテイメントチャンネル「MONDO TV」で、「第3回女流モンドチャレンジマッチ」が8日に行われ、池沢麻奈美(日本プロ麻雀連盟)と二階堂亜樹(日本プロ麻雀連盟)が勝ち上がり、7月から行われる「第14回女流モンド杯」出場を決めた。

 入替選抜制度を導入し、今回で3回目となる「女流モンド杯」。前年度の敗退の4名(今年は予選敗退3名+推薦枠1名)とチャレンジ枠として若手のタイトルホルダー4名の合計8名が抽選によりA卓とB卓に分かれ、各卓2戦合計のトップ者が出場権を獲得できる。

A卓
池沢麻奈美(日本プロ麻雀連盟・予選敗退枠)
水城恵利(日本プロ麻雀協会・予選敗退枠)
大平亜季(最高位戦日本プロ麻雀協会・チャレンジ枠)
童瞳(日本プロ麻雀連盟・チャレンジ枠) 

B卓
二階堂亜樹(日本プロ麻雀連盟・予選敗退枠)
東城りお(日本プロ麻雀連盟・モンド推薦枠)
佐月麻理子(日本プロ麻雀協会・チャレンジ枠)
豊後葵(日本プロ麻雀協会・夕刊フジ杯優勝枠)

 

 A卓では1回戦、池沢が49400点のトップ。2位に童瞳、3位に水城、4位に大平という並びで2回戦に。2回戦は大平が45500点持ちのトップで南入するが、1回戦のビハインドが大きく、まだ池沢には届かない。

 南1局の水城、南2局の童瞳が親で粘って連荘し、池沢は我慢の展開に。南2局の3本場、池沢の先制リーチに対し、童瞳、そして残りツモ1回で大平が追いかけ、大平が一発ツモで「リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・ピンフ・ハイテイ・ドラ1」の12000点をアガる。この時点で大平は池沢を逆転したが、池沢、童瞳との差はわずかなまま、オーラスに。ラス親の池沢は4巡目に先制リーチをかけ、「リーチ・ツモ」で3000点を加点。これで池沢は大平を逆転。次局、今度は追いかける立場となった大平は、4巡目に「ピンフ・ドラ2」の逆転手をリーチするが、アガれずに流局し、池沢が辛くも逃げ切った。

  B卓では1回戦、二階堂が佐月とのトップ争いを制し、3位の東城と4位の豊後は大きく差を付けられた。2回戦は、東4局に東城がピンフのみをリーチすると、ハイテイでツモって裏ドラが2枚乗り、18000点に。さらに連荘を重ね、4本場の12000点ツモで一気に二階堂を逆転した。

 キーとなった南1局。我慢の展開が続いていた二階堂は、ドラのを頭にしてリーチ。これに対し、役無しの待ちでテンパイしていた東城は、ピンズのホンイツ狙いの佐月を警戒してテンパイを崩すが、すぐにをツモってアガリを逃してしまう。この隙に二階堂がツモって裏ドラもで「リーチ・ツモ・ドラ4」の12000点。これでこの半荘2位に浮上して楽になった二階堂は、オーラスも自らアガって東城の猛追をかわして逃げ切った。

 

------女流モンド杯への意気込みは?

池沢「前回は初出場で予選落ちで経験不足もあったので、今日勝った勢いで頑張りたいと思います。」

二階堂「前回はかなり無様な負け方をしてしまったので、戻ったからには予選落ちはしてはいけないなと。今日は勝ちましたけどこれからが本番なので頑張ります。」

------最後までもつれた勝負でしたが、対局中の心境は?

池沢「1回戦目トップだったので2着以上なら固いなと。ラス争いになったときは苦しいなと思いました。自分がトータルトップだとわかっていたので多少余裕はあったのですが、頭が真っ白になりました。自分の手牌とやりたいことがかみ合わなかったですね。」

二階堂「1回戦目で上位と下位が離れていたので、2回戦目の動き次第で戦い方を変えていこうと思っていました。かなり自分に有利な展開になったので、比較的楽に戦えました。無理して放銃する場面もなく、実質佐月さんとの勝負だと思っていたので佐月さんとの着順を常に意識していました。東城さんがあそこまで点数を叩くと苦しいですが、そんなに焦ってはいませんでした。ラス前の単騎のアガリが値千金の決め手だったと思います。」

 

A卓
順位選手名1回戦2回戦合計
1 池沢麻奈美 59.4 ▲28.1 31.3
2 大平亜季 ▲47.8 70.0 22.2
3 童瞳 5.1 1.8  6.9
4 水城恵利 ▲16.7 ▲43.7  ▲60.4
B卓
順位選手名1回戦2回戦合計
1 二階堂亜樹 62.2 4.4 66.6
2 東城りお ▲28.1 65.6 37.5
3 佐月麻理子 27.4 ▲44.6  ▲17.2
4 豊後葵 ▲61.5 ▲25.4  ▲86.9

 

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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