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「統計学」のマージャン戦術

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ネマタの戦術本レビュー第375回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その15」

ネマタの戦術本レビュー第375回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その15」

 テーマ28  4→2切りリーチの1が思ったほど危険度が高くないのは、本書で既に指摘されている通り、宣言牌が2でない場合も含むためと思われます。むしろ宣言牌が2で無いなら、筋1は通常よりも通りやすそうなものですし、4→2切りは単純なカンチャン落としも含むので、宣言牌が2でない4→2切りは出現頻度自体も高いにもかかわらず...
ネマタの戦術本レビュー第374回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その14」

ネマタの戦術本レビュー第374回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その14」

 テーマ26  アンコ筋が危険になるのは、「アンコ筋を待ちとするようなメンツ候補がメンツ化する可能性が低くなるのでテンパイ時まで残りやすい」ことが理由です。よって、通っている筋が少なく待ちの候補が多い場合はさほど危険度が上昇しないと考えられます。アンコで持っている牌はシャボには当たらず、単騎に当たる可能性も低いので、リ...
ネマタの戦術本レビュー第373回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その13」

ネマタの戦術本レビュー第373回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その13」

 テーマ24  「ソバテン」というより、「手出しで切られた宣言牌がメンツ候補の一部で、そのメンツ候補が待ちとして残っている場合に当たりになる牌」全体を指すと考えた方がよいかもしれません。この考え方だと、モロヒッカケも「ソバテン」の一種になります。一般的には「手牌の関連牌」と表現されますが、「関連」という言葉が抽象的で、...
ネマタの戦術本レビュー第372回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その12」

ネマタの戦術本レビュー第372回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その12」

 テーマ22  「リーチ宣言前に切った牌の外側の牌」とありますが、正確には、「リーチ宣言前に切った牌がメンツ候補の一部であり、そのメンツ候補が待ちとして残っている場合は当たりになる牌」ということになります。例えばリーチ宣言前に3と8が切られていれば、内側の牌ですが5も該当します。 平均的な筋並みということは、モロヒッカ...
ネマタの戦術本レビュー第371回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その11」

ネマタの戦術本レビュー第371回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その11」

 テーマ20  牌の危険度に関して、巡目別ではなく通った筋の本数を考慮した方がより正確な値が出るのではないかと主張されることもあります。確かにその通りではありますが、巡目は容易に認知可能であるのに対して、筋の本数は実戦中に数える必要があるので活用するのに一手間かかります。正確な押し引き判断のために通った本数を数える必要...
ネマタの戦術本レビュー第370回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その10」

ネマタの戦術本レビュー第370回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その10」

 テーマ19  点数状況やルールによって押し引き判断がどう変わるかについては、「もっと勝つための現代麻雀技術論」第177、178回でも取り上げました。本書では和了価値指標が示されているので、これまでは感覚で決めていた点数状況絡みの押し引きについても、どの程度までなら押せるかというより具体的な判断を下すことが可能です。 ...
ネマタの戦術本レビュー第369回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その9」

ネマタの戦術本レビュー第369回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その9」

 テーマ16  2軒リーチとなると危険牌を切るリスクも、危険牌を切ったうえでアガリきれる可能性も低くなるので、降り有利になる領域が1軒リーチに比べるとかなり広くなると予想されます。 2軒リーチだけでなく、1軒リーチとテンパイ濃厚な仕掛けを入れている1軒といった場合も同様の基準で判断していくことになります。リーチ者との1...
ネマタの戦術本レビュー第368回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その8」

ネマタの戦術本レビュー第368回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その8」

 テーマ15  親リーチに悪形2翻テンパイから押せるというのは意外ですが、子リーチよりは降り寄りとはいえ、ベタ降り時の失点が大きくアガリを阻止するメリットは相手が親の時の方が大きいというのが結構影響しています。 補足にもある通り、今回の結論に関しては押し過ぎではないかという意見も多く見られます。これについては、「人間の...
ネマタの戦術本レビュー第367回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その7」

ネマタの戦術本レビュー第367回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その7」

 テーマ13  押し引きも手作り同様、押した場合と引いた場合の局収支の大小を考慮して判断することになります。「大小」が分かればよいので、基本的な基準を押さえていれば、条件が変化した場合もそこまで複雑な計算をせずとも優劣を判断することが可能です。 相手の待ちを特定できることはそれほど多くないので、自分の手牌が押すに見合う...
ネマタの戦術本レビュー第366回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その6」

ネマタの戦術本レビュー第366回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その6」

 テーマ10  フリテンに気付かずに打牌選択を誤るのも、初心者や場の情報を把握するのが不得手な打ち手にありがちなミスです。  しかしフリテンリーチは和了時に必ずツモの1翻がつくこともあって局収支上は意外と優秀であることが表から見て取れます。最終的にフリテンが残った場合ですらカンチャンリーチに比べて悪くないのですから、自...
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