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全国学生麻雀選手権大会:全国から76名、16チームが参加!!

全国学生麻雀選手権大会:全国から76名、16チームが参加!!

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学生No.1雀士を決める「全国学生麻雀選手権大会」(主催:学生麻雀部連合)が8月21日(日)に京都で開催された。運営の小室勇人プロ、平山雲唯プロによるレポートをお届けする。


8月21日、京都にあるマーチャオAにて学生麻雀部連合主催のもと全国学生麻雀選手権大会が開催されました。当日の会場には各地の予選を勝ち抜いた76名もの学生が集まり、30卓ある店内も少し手狭に感じるほどの盛況ぶり。これには運営を勤めた私も嬉しい悲鳴が・・・。

さて、参加選手全員の受付が済むと、予定より少し遅れて開会式が始まりました。

学生麻雀部連合代表・永野彰一氏の挨拶を皮切りに全国麻雀業組合総連合会で副理事長を務めていらっしゃる粂映二氏、株式会社三矢商事・マーチャオグループ会長の山田則夫氏、マツオカ株式会社・代表取締役の松岡博文氏、有限会社気楽亭・雀荘検索サイト「雀サクッ」代表の楠田重頼氏、麻雀関連のポータルサイトである「雀荘パラダイス」代表・北原弘樹氏といった多くの方々からの温かいお言葉を頂きましたことを、この場を借りてお礼申し上げたいと思います。

現在、業界の第一線で活躍されている来賓の皆様も、やはり学生時代麻雀に熱中した時期があったそうで、参加選手に若かりし頃の自分の姿と重なるものを感じていらしたのかもしれません。
かくいう僕も大学時代プロになった身。
真剣に牌と向き合う若い学生にはついつい感情移入をしてしまいます。

来賓の方々の挨拶に続き、参加選手を代表し私と同じく、プロ協会に籍を置く田内翼選手による宣誓が行われ、第一回戦は開始されました。

今回は個人部門のほかに、団体部門もあり遠方から参加している選手達はチーム毎に十分にコミュニケーションをとった上で対局に臨んでいるのが印象的でした。
参加選手の雀力は、皆様々でしたが皆が一生懸命打っている姿は、やはり胸を打つものがあります。

予選4回戦と準決勝の5回戦目を終え、決勝卓まで駒を進めたのは和國加依プロ(大阪芸術大学)、上原裕洋さん(滋賀大学)、清水薫平さん(関西学院大学)、河原林卓晃さん(大谷大学)の4名。
決勝はポイント持越しでしたが、接戦の為トップを取れば全員に優勝の可能性があるという状態。
序盤から多くのアガリが出る文字通りの乱打戦となりましたが、南の三局の親番で12000をアガった上原さんが見事逃げ切って嬉しい戴冠となりました。

上原さんの成績ですが6半荘中、トップ5回とはなかなか見事なものです。
準優勝はプロ協会の和國プロ。
優勝には一歩及ばずながらも、参加者数76名での準優勝は立派なものでしょう。

団体部門は関西学院大学のチームふりじゃん。
団体2位の日本プロ麻雀協会に100ポイント以上の大差をつけて堂々の優勝を飾りました。


左:個人の部で優勝した滋賀大学の上原さん
右:団体の部で優勝した関西学院大学ふりじゃんチーム 

◆大会の成績はこちら◆

全6半荘という長丁場の戦いでしたが、表彰された選手みなさんのやり遂げたという顔がとても印象的でした。
きっと彼ら若い世代がこれからの麻雀界を支えていってくれることでしょう。
少しでも業界の未来が明るいものになればと期待に胸が膨らむ、そんな有意義な時間を過ごすことができ、私としても素晴らしい1日になったのではないかなと思います。

文責:小室勇人、平山雲唯

◆小室勇人
日本プロ麻雀協会関西CⅠリーグ
SEGAネットワーク対戦麻雀MJで認定雀士となりその後プロ雀士に。
プロになってからも天鳳で鳳凰民となるなどネット麻雀に精力的に取り組んでいる。
またその一方で麻雀大会の運営を多数手がけるなど麻雀普及活動にも尽力している。

◆平山雲唯
日本プロ麻雀協会関西CⅡリーグ
学生時代にフリー雀荘でアルバイトを始め、そのままプロ雀士となる。
歯に衣着せぬ発言で自由気ままなブログを書く一方、天鳳では八段を達成。
勤務する麻雀店では最も優れた成績を残した社員として表彰されるほどの確かな雀力を誇る。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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