ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第259回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その6」レッスン8 強くなる為には「いっぱい打て」というのは間違いありませんが、「いっぱい打つ」のは、「バランス感覚を養うため」というのには異論があります。むしろ、論理的に処理できるレベルの判断を、時間をかけずに正確に出来るようにするために必要なのが実戦経験です。 人間の論理的思考力で正しく処理できる問題については、昔の戦...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第24回 南家はマンズの染め手狙いですが、まだマンズが切られてないのでテンパイしてないことの方が多そう。東家は5800のリャンメンテンパイである以上、少なくとも降りを考慮するほどではないです。 既にお気づきの方も多いと思いますが、前回の局面の東家視点です。結果はを切って倍満放銃。倍満放銃自体はかなり不運な結果ですが、そうで...
もっと食うための現代大食技術論もっと食うための現代大食技術論 第38回 最近のデカ盛り、大食いチャレンジ事情についてはこちらで報告させていただきます。 地元の大食い関連のお店は大体行き尽くしたつもりでいましたが、まとめサイト的なものが最近は更新していないこともあり、検索してみるとたまたま今まで見落としていたお店がヒットすることがあります。 今回御紹介するのは福岡県小郡市のラーメン店、...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第23回 ラス目で苦しい展開が続く中、配牌から大チャンス手。マンズと字牌だけで12枚もあるので打で一気に染める手もありますが、今回はドラで染めなくても高打点。 マンズをもう1枚引いた場合もあたりならを落としてチートイツの1シャンテンにもなる方がトイツ落としよりもよいとみてこの時点では打としました。毎度申しております、「共通の...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第258回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その5」レッスン6 ルールの違いで判断に特に影響があるのが「順位点」ですが、把握していなくても麻雀を一通り打つことができるルールであるため、何となく上位を目指して打っているだけの人も少なくありません。普段打っているルールについては是非とも把握しておいて計算できるようにしておきましょう。 「順位点」を押さえたら、次は具体的に...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第22回 前回の続き。鳴くと三色ドラ1の片アガリテンパイに取れる牌が出ましたが鳴くべきでしょうか。先に結論から言えばまだ鳴かない方がよいとみます。 片アガリのテンパイ自体は特別嫌うことはないですが、スルーした場合は三色にならなくてもメンピンドラ1の1シャンテン。鳴いて片アガリでないリャンメンテンパイが残るケースでも分岐点は中...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第257回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その4」レッスン4 レアケースは気にしないと言いますが、正確には、「レアケースが起きなかった時に損するようなら、レアケースは想定しない」となります。起きなかった場合もほとんど損しないようなレアケースであれば一応は想定しておきます。麻雀は何度も抽選と選択を繰り返すゲームであり、人が「レアケース」と感じること自体は無数に存在する...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第256回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その3」レッスン3 情報を正しく認知し、認知に基づいた正しい判断をして、判断に応じた正しい牌を選択する。選択フェーズのうちにやるべきことをまとめるとこんな感じでしょうか。多くの情報を正しく認知できる打ち手ほど実力者である傾向が高いことは間違いないことでしょう。 しかし、認知した情報自体は正しいとしても、その情報が打牌選択に...
ネマタの天鳳日記ネマタの天鳳日記 第21回 毎週土曜22時頃から天鳳大会ロビーで勉強会を開催しております。天鳳IDをお持ちの方ならどなたでも御参加可能です。今回は勉強会の一戦から取り上げます。 東1局配牌。スジ牌と受けがかぶっていてあまり機能していない19牌と客風の浮き牌のどちらを切るかもよく議論になりますが、個人的には特に条件がなければ客風を残していま...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第255回「迷わず強くなる麻雀 著:鈴木たろう 編集: 鈴木聡一郎 その2」レッスン2 とある昔の戦術書で、確率論や統計学の有用性や、人は例外の方が印象に残りやすいから錯覚が起こるということについて言及されているものがありました。 しかしその本は、抽選力を高めるという考え方を否定しているわけではなく、むしろ抽選力を高めるべく、ツイてない時は普段の逆をいくといったオカルトを推奨している箇所が...