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【鳳南研究所】ギリギリの可能性を残せ!!

【鳳南研究所】ギリギリの可能性を残せ!!
鳳南研究所
2017年11月30日 21:00
鳳南研究所ウォッチ版とは
  • 「天鳳」の鳳凰卓東南戦(鳳南)で打つ強者の牌譜を日夜研究する謎の雀士・研タロウによるコラム。
  • 毎日11時に過去記事、21時に最新記事が公開されます。
  • ご意見・ご感想・取り上げて欲しいプレイヤーのリクエストがありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

フリーでの思い出

私が昔フリーで打っているときに、こんな事があった。

オーラス自分が親。自分がトップ目で、9000点差くらいで2着目の下家が流し満貫をやっている。

残り3巡という段になっても下家はまだ流し満貫継続中。それどころか、流局まで余裕で字牌足りてますみたいな雰囲気を出していた。具体的に言うとドヤ顔でこっちをチラ見してきていた。うぜえ・・・。

自分の手はリャンシャンテンでどうにもならない。対面、上家も特に仕掛けは入れておらず、さほど目立つ牌も切っていなかったが、ラッキーでダマに刺さらんかな・・・と、ダマへの差込みチャレンジを開始。満貫放銃までならトップだ。

切る牌は、場にぶっ高いソーズの真ん中と決めた。

一発目、打。不発。

二発目、打。これも不発。

三発目・・・・これが最終手番だ。想いよ届けー!!!!打ーーーーー!!!!!

対面「ロン!」

きたああああ大成功!おっしゃざまみろチラ見野郎!!

 

・・・と思ったのもつかの間、3着目が手を開けてびっくり。

 ドラ ロン

対面「跳満!あ、デバサイならまくりかな?wラストー!!」

a-min

なんだとーーーーー!!!!天国から地獄。まさかの跳満放銃で、この放銃で2着はおろか3着まで陥落、アガった方は歓楽、なんちてwww2着目にドヤ顔をお返しする予定が、うつむいて帰るハメになった。この時ばかりは、さすがにアツくて寝らんなかったなあw

本題に入ります。

「詰んだ」時の選択肢

1130-2-min

オーラス、3着目の親の最終手番。ラス目の下家リーチを受けて、自分もテンパイしないとテンパイ料でまくられてしまうところ(リーチ棒が出て2300点差)だが、最終ツモでテンパイせず!!終わった・・・

さてここで何を切る?というのが今回の問題だ。

「何切る?知らんわ、回線切っとけ!」いやいや、まだラス回避の道は残っている。

可能性①下家のツモ切った牌でポンテンが取れる可能性

一番可能性がありそうなのはこれだろう。下家がをツモ切ればポンテンが取れ、首の皮一枚つながった状況で次局へ進める。

可能性②上家、対面のアガリで終了

ダントツで、リーチに放銃しても何の問題もない上家。その上家の切った牌を見て欲しい。

リーチ後一発目に、ツモ切り。差し込んでも構わないラス目リーチには中筋で大体通りそうで、かと言って連荘されたくないはずの自分にも通っていない牌だ。は自分にもほぼ通る牌とはいえ、上家からすれば親へのうっかり放銃だけが何よりの痛手。それを切ってきたということは、ほぼテンパイしていると見ていいだろう。

対面も、リーチ後2巡安牌のツモ切り。ここもテンパイしていたとしてもおかしくない。

二人がテンパイしていそうなのであれば、下家からどちらかへの放銃があるかも知れない。それに賭けるのもひとつの手だ。

可能性③西家、北家への差込

西家や北家がテンパイしている可能性があるならば、自分が差し込むのも一手だ。現状2300点差、2本場なので、1600点放銃までは耐えられる。テンパイしているかどうかも、何点のテンパイかもわからないが、南家の放銃を期待するよりは可能性があるかも知れない。

1130-3-min

この打ち手の選択は打。北家には安全で、南家にも筋かつ切り順的にそうそう当たらなさそうな牌だ。ポンテンが取れる可能性や、脇に刺さる可能性はなくなるものの、南家が放銃する可能性が残る。

ポンテンの残る切りの方が良さそうではあるが・・・それはひとまず置いておいて、仮にこれがハイテイだった場合はどうだろう。

1130-4-min

↑雑に塗りつぶしてみました。ハイテイです。

たとえばこんなだった場合には、自分が三着に残る可能性があるのは「脇2人にハイテイのみを放銃した時」だけだ。これだったら下家には安全で、上家・対面にはド無筋の切りだろう。

ほとんどそんな奇跡なんか起こらないが、少しでも自分の利益になる可能性を追求するのが天鳳であり麻雀だ。

1130-5-min

結果的には、を選べていれば3着で終了していた。これは結果論でしかないし、を選べるわけない(選べたら通しを疑う)のだが、「詰んだ、終わった」と思う瞬間にも、ギリギリで踏みとどまれる可能性は隠れていたりする。クソゲー滅べとマウスをぶん投げる前に、最後の5秒だけ、冷静になって可能性を模索してみるのはどうだろうか。

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