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【鳳南研究所】いちはらさんのトイトイダッシュ

【鳳南研究所】いちはらさんのトイトイダッシュ

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鳳南研究所ウォッチ版とは
  • 「天鳳」の鳳凰卓東南戦(鳳南)で打つ強者の牌譜を日夜研究する謎の雀士・研タロウによるコラム。
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最近は、zeRoさんの本の影響で、「トイトイダッシュ」が流行っている。

なんでも、鳳凰卓内のトイトイの和了率がちょっぴり上がっている、なんてデータもあるそうな。ほう、すげえなあ。どんだけ影響力あんねん。

トイトイは、ホンイツと並んで作りやすい2翻役といえよう。ホンイツにも役牌ポンにもタンヤオにも複合し、おまけで三暗刻が付いたりする。

昭和の時代の子供達の好きなものとして、「巨人、大鵬、対々和」なんて言葉が流行したり流行しなかったりもした。ちなみにWikipediaによると、成人男性が好きなものとして「大洋、柏戸、水割り」なんて言葉もあったらしい。ほんとかよ。っていうか、語呂が悪すぎないかw

強者達の牌譜を見ていると、色んなトイトイの引き出しが見て取れる。打点を上げるためのものもそうだし、役を付けるためのトイトイもある。ちょっと面白いのがあったので紹介してみようと思う。

なんとかしてアガるためのトイトイ

まずはzeRoさんの昔からの麻雀仲間?のいちはらさんの牌譜から。

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面子手のイーシャンテンだが、をポンして打、トイトイのイーシャンテンにした。

一見、強引に見える仕掛けだが、スルーして門前のみの受け入れ7枚よりも、ポンも効く受け入れ8枚の方が強い。

その代わりに、マンズやピンズの両面変化がなくなるのと、がドラでポンしづらい牌のため、これだと優劣微妙なところではあるが、ポン材がもうちょっと強かったりしたら、明確にポン優位になりそうだ。

例えばここからのポン。これならもポンしやすく、すぐテンパイできそうだ。門前で進めるよりもずっとアガりやすそうで、打点も下がらない。

そして、トイトイにするメリットはもう一つある。それは・・・

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重なりやすい牌・捉えやすい牌に照準を合わせられるという点だ。ピンズの場況は良く見え、単騎なら結構アガれそうだ。倍満のアガリとなった。

打点アップと牽制効果を兼ね備えたトイトイ

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これは九段・沖29さんの仕掛け。ここで出てきたをポンした。

強引にポンしてダブトイトイの満貫を狙いに行く仕掛けだ。

攻撃面、ポンから入ったとしてダブドラ1の7700ならまだしも、で3900では少し物足りなさが残る。12000の芽が出てくることは大きい。

そして、守備面でもポンは有効だ。

ポイントは、現状すでにの出が期待しづらい、という点だ。

が打たれないままリーチを受けたとして、守備的に苦しくなることは明白。それならいっそポンして3副露を見せつけることで周りを牽制し、リーチ打ちづらくする。ある意味で、攻守兼用の仕掛けといえよう。

トイトイの仕掛けは、守備面で不安があったりする。持っている牌の種類が少ないからだ。字牌の暗刻があればまだしも、中張牌だらけのトイトイだったりすると守備的にはかなりきついものがある。

だがその代わりに、派手なトイトイ仕掛けには「抑止力」がある。これは大きい。相手が攻めて来れなくなれば守る必要なんてない。仮に中身がはりぼてだったとしても、親リーチみたいなもんだと思って仕掛けた方が守備力が高くなったりする。

麻雀って不思議なゲームですね。

この記事のライター

研タロウ
天鳳ブログ「鳳南研究所」を運営。日夜強者達の牌譜研究に励む。趣味はフリー雀荘巡りと天鳳。鳳南を数千戦打っているらしいが素性は不明。

2018年10月『現代麻雀の神ワザ ~天鳳強者の牌譜徹底分析~』をマイナビ出版から発売

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