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【鳳南研究所】見た目が美しくない食い替えを使いこなせ!!

【鳳南研究所】見た目が美しくない食い替えを使いこなせ!!
鳳南研究所
2017年12月19日 21:00
鳳南研究所ウォッチ版とは
  • 「天鳳」の鳳凰卓東南戦(鳳南)で打つ強者の牌譜を日夜研究する謎の雀士・研タロウによるコラム。
  • 毎日11時に過去記事、21時に最新記事が公開されます。
  • ご意見・ご感想・取り上げて欲しいプレイヤーのリクエストがありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

 

「食い替え」といえば、例えばこんな手筋が思いつくだろうか。
 ポン ドラ

 

こんな手の時に上家がを切ってきたらでチー、打、なんていうのはもはや常識と言っても良いだろう。が、今回書きたいのはこんなスマートで知性溢れる、キャリア官僚みたいな食い替えではなく、もっとおサルさんみたいな、美しくない食い替えの話だ。

 

ドラの食い替え(美しくないver)

例えば祝儀のない天鳳の段位戦で、
 ポン ドラ

子の5巡目、こんな手で一牌切り番だったとする。

これだと、1000→2000の打点上昇は大して偉くないので、周りに動きがなければ、ドラを先に切って安牌のを残したくなるじゃないですか。

この手をちょっと変えて

 ポン ドラ

同じく子の5巡目。

これだと、3900→7700の打点上昇が大きいため、を切ってギリギリまでドラ残したくなるじゃないですか。

麻雀の点数計算は倍々計算なので、現状確定しているのが何点なのかによって、ドラの価値も変わってくる。

これを踏まえて・・・

 ポン ドラ

例えばこんな手(待ち番です)。

この手で上家がドラのを切ってきたとする。1000→2000の打点上昇のメリットと、手牌を短くしてを手放すデメリットを比較すると、デメリットの方が大きく見える。ほとんどの人が鳴かないことだろう。

では、次の手ならどうか。

 ポン ドラ

赤赤のイーシャンテン。現状3900の手だが・・・ここからは、ドラのはチーしてを切るべきじゃないだろうか。

汚い、実に汚い、麻雀界の重鎮達から叱咤を受けそうな仕掛け。だが、安牌が減ったり手牌が短くなるデメリットなんて吹き飛んでしまうほど、3900→7700の打点上昇が確定するのは大きすぎる。

冒頭のドラは引っ張るのにこのはチーしないというのはおかしい。上のを引っ張っても打点上昇は確定しないが、このはチーすると打点上昇が確定するのだ。見た目があまりにも美しくなさすぎるので思わずパスボタンを押したくなるが、これは必ずチーしたいところだ。

 ポン ドラ

ここからもチーして切りが良いだろう。のポンテンが取れなくなるが、どちらも中張牌のためポンしづらい牌。受け入れこそ狭まるが、3900→7700の打点上昇効果はそれ以上に大きい。

 ポン ドラ

これもはチーして切り。現状2000点のイーシャンテンが、3900確定、最高目満貫のイーシャンテンになる。

 打点上昇の幅が大きいなら、汚く食い替えろ!!

赤牌の食い替え(祝儀比率の高い場)

  ポン ドラ

祝儀比率が高ければ、ここからでもチー打は有力だ。祝儀5000点相当の場合、祝儀1枚の価値はおよそ1000点、赤牌一枚の価値はおよそ2000点(参照:祝儀牌のある手の押し引き)。打点は1000点が2000点になるだけだが、祝儀も含めて考えれば、実質的には1000→4000点くらいの打点上昇になるわけだ。手を狭めて安牌切るだけの価値はあるだろう。

 ポン ドラ

なんなら、ここからをチーして打だってアリだろう。はかなりポンしやすいトイツのため、を切って受け入れを狭めても、テンパイ率はそこまで大きく低下しない。

 ポン ドラ

ここからチーしてピンズを切るのはさすがにやりすぎか。

祝儀比率の高いルールなら、汚く赤を食い替えろ!!


スマートにできる食い替えと違い、こういったムリヤリの食い変えは見た目は非常に良くないが、勝つためには大切なことだ。麻雀の実力は見た目では決まらない。汚く鳴いて勝ちを拾おう。

 

この記事を書いた人

研タロウ
研タロウ
天鳳ブログ「鳳南研究所」を運営。日夜強者達の牌譜研究に励む。趣味はフリー雀荘巡りと天鳳。鳳南を数千戦打っているらしいが素性は不明。

ブログ:鳳南研究所
Twitter:@hounan_

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