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【鳳南研究所】うかつな理牌で手牌を読まれるな!!理牌講座in鳳南研究所

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鳳南研究所ウォッチ版とは
  • 「天鳳」の鳳凰卓東南戦(鳳南)で打つ強者の牌譜を日夜研究する謎の雀士・研タロウによるコラム。
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先日、某超ビッグなタイトル戦の中継を見ていた時のこと。超ベテランの2名、AプロとBプロが、激しい乱打戦でぶつかりあっていた。

そんな中のとある一局で、Aプロが仕掛ける。

  ポン

牌の並べ方は実際のものと同じようにしています。Aプロはこんな理牌から、ポン打でポンテンを取った。ドラは持っておらず、のみの1500点。

それに対し、Bプロは、

このイーシャンテンからを切った。も生牌だが、自分の手牌だけ見ればごく自然な一打だ。

しかし穿った見方をすれば、Bプロが「放送卓ではAプロはきちんと理牌する」ということを知っていたために、を通せてしまった、という可能性だってある。が左端にあったということは、も持っていないため、は刺さりようがない。

この半荘を見ている限り、Aプロはきっちりとした理牌をしていた。天鳳のように、全ての牌が数字順に並んでいたのだ。Aプロは何十年も競技麻雀をやっている超ベテランプロ。恐らくは視聴者に見やすいように、という配慮でやっていたのだろう。

Aプロと同じ団体のKプロは、別の放送番組でこんな事を言っていた。
「私は若い頃、できる限り手牌構成がバレないよう、理牌はとっても工夫していたんですよ。でも、それを見た先輩プロから『放送対局なら、見やすいようにきちんと理牌しろ。手牌構成がバレたって勝てるくらいの実力を付けろ』って言われて。それからは、見やすいようにきちんと理牌するようになりましたね」

視聴者に見せるものである以上、きちんと理牌しろというのは道理に適っている。これが良いことだとか悪いことだとか言うつもりはないが、「本来通せないはずの牌が通せてしまう」局面が生まれることは事実だろう。


さて・・・誰に見られるわけでもない我々は、誰にも遠慮せずに理牌を工夫することができる。
面前ならともかく、鳴き手の時は晒す時に手牌に穴ぼこができるため、不自然な穴ぼこの開け方をすると、手牌が読まれるリスクが伴う。

例えば他家がカンをチーして打。このときに、↑のような形でが置いてあった場合、かなり手牌が透けてしまう。こんな仕掛けはほぼ

からカンチーでに食い延ばしたものだろう。

相手の読みを逆手に取るためにこんな理牌をしている可能性だってあるが、ここまでやる打ち手はごく稀なので、大体だと考えていいだろう。

鳴き手の理牌で大切なことは、

「晒す予定のある二枚は隣同士に置いておく」
「端っこに変な牌が残らないようにする」

この2点が非常に大切だ。それを踏まえて、理牌の仕方を見ていこう。

赤牌の晒し方

まずはこれ。赤5と黒5を両方持っている時の理牌。

  ポン

ぼーっとこんな置き方をしていてはいけない。

上家からが切られた時、この形の理牌だと

となり、もう一枚を持っていることがわかりやすい。別にもう一枚を持っていることがわかったからといってどうということはないことが多いが、バレるよりはバレない方が良いだろう。

この手牌の場合は必ず

  ポン

こうすべきだ。

これならば、チーした時もの間に不自然な穴ぼこができないため、手牌構成がわかることはないだろう。

 ポン

こんな牌姿の時は、チー、チーどちらにも備えて

 ポン

こんな置き方がいいだろう。

 

食い延ばし

食い延ばしをする時は、最も理牌に気を使わなくてはいけない。ただでさえバレやすい食い延ばし、理牌でスキができると逆効果にすらなりかねない。

 ポン

例えばこんな手牌、はチーだが、このまま置いておくと晒した時がひどい。

チーした時にここからが出てきたら、「私はです」と言っているようなものだ。

これを防ぐためには、

 ポン

コレ。晒したところの隣からを切るようにし、ピンズの形をわからせない。

 ポン

もしくは単純にこんなのでも十分だろう。とにかく変なところからを切らないことが肝要だ。

同様にこんな手牌も、

こうしてを右端によけておくだけで良い。

 ポン

こんな牌姿も、カンチーに備え・・・

 ポン

こう置いておくのが良いだろう。

 

端っこに変な牌が残らないようにする

 ポン

例えばこんな手牌で8sをポンした時・・・

 ポン

こうなると、トイツが透ける・・・とまでは言わないが、少し気持ち悪いことは事実だろう。

 ポン

ならばこうしておくだけでも大分違う。何をポンしても透けない構えに。

 ポン ドラ

は2枚飛び。ここからをポンした時はドラの単騎に受けるとして・・・

 ポン

これでは、字牌単騎っぽさがモロ見えだ。

 ポン

こうしておいて右端のを切れば、相手からは何もわからない。

この理牌では、をポンしたとき、別の字牌トイツがあることが悟られかねない。

こんな形にしておくだけでも悟られやすさは大分変わってくるだろう。


ちなみに・・・理牌を工夫することに慣れておらず、崩した理牌だと形を見間違えて自分が混乱してしまうような場合は、あまり崩した理牌をしないことをオススメする。鳴いたときに手牌を悟られるデメリットよりも、自分がミスしてしまうデメリットの方が大きい。複合形が絡んでいる時などは特にわかりづらくなるため、慣れないうちはあまり凝らない方がいいだろう。

この記事のライター

研タロウ
天鳳ブログ「鳳南研究所」を運営。日夜強者達の牌譜研究に励む。趣味はフリー雀荘巡りと天鳳。鳳南を数千戦打っているらしいが素性は不明。

ブログ:鳳南研究所
Twitter:@hounan_

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