麻雀ウォッチ

日本最大級の麻雀専門ニュースサイト!プロ雀士やイベントの情報をはじめ動画やマンガ・アニメ、アーケードゲーム情報まで麻雀関連の事柄全てを網羅します

大洋技研株式会社
【鳳南研究所】4センチの仕掛けを読め!! 【罪歌】さん(木原プロ)の牌譜より

【鳳南研究所】4センチの仕掛けを読め!! 【罪歌】さん(木原プロ)の牌譜より

麻雀の頂全自動麻雀卓スリム
鳳南研究所ウォッチ版とは
  • 「天鳳」の鳳凰卓東南戦(鳳南)で打つ強者の牌譜を日夜研究する謎の雀士・研タロウによるコラム。
  • 毎日11時に過去記事、21時に最新記事が公開されます。
  • ご意見・ご感想・取り上げて欲しいプレイヤーのリクエストがありましたら、お問い合わせフォームから送信してください。

【罪歌】(木原浩一プロ)の牌譜より、今回は仕掛け読みについて。

1_R
今上家がをポンしてを切って来たところ。ソーズ仕掛けからが打ち出され、いよいよテンパイという局面。だが自分の手も高目満貫で、出来る限り粘りたいところだ。

2_R
ここにを持ってきた。このが切れるか・・・。

染め手の4センチに特定の牌が当たるかどうかは、鳴いた形と当たる形(カンチャン、ペンチャン、両面、シャンポン、単騎)を考えるだけでいいので、時間さえかければそこまで難しくない。とはいえ、天鳳の制限時間の中でこなすのは至難の業なのだが・・・。
このが当たるパターンを考えてみる。

カンチャン・・・が4枚見えているため物理的に刺さらない。

両面(・・・4枚見えているため物理的に刺さらない。

両面(・・・

の両面に刺さる場合、上家は

 からポンして切り

としたことになる。が、が4枚見えているこの盤面なら、トイトイに受けるのが自然じゃないだろうか。

シャンポン

と何かのシャンポンに刺さる場合、上家は

からポンして切り

という手順を踏んだことになる。ソーズが余っていない両面テンパイから、わざわざトイトイに受けて、しかもわざわざソーズを余らせるだろうか?ないとは言えないが確率は低い。

単騎

単騎に刺さる場合、

 からポンして切り

という手順だ。これもシャンポンと同様の理由で薄い。

よってここは・・・。

3_R
バキューーン!!!!自分の読みを信じ、まっすぐに打ちぬいた。

 

4_R
上家はこんな感じの単騎テンパイだった。

ちなみに、上家ので鳴いて切り、に受ける手順はあるだろうか?

→それはない。はシャンポンに刺さる。超危ない。そもそも枚数が増えてない。

 

5_R
南3局、3着目で迎えた親番で、イッツードラドラの3900テンパイ。トイメンが3フーロして打。煮詰まってきた。

6_R
ここに持ってくる。これを打ち切れるか・・・。

今回は形の問題だけでなく、手役の問題もあるので難しい。

単純なトイトイ仕掛けであれば、を引っ張る必要はまるでなく、前順ツモ切りしているを手にとどめ、打とするはずだ。をあそこまで手に留めたのは、何か理由があるはず。その理由とは・・・。ずばりチャンタだ。

チャンタが絡むパターンは以下の6通り(伏せ牌はヤオチュー牌絡みのトイツまたはメンツ)。

このうち、④⑤⑥のパターンは除外される。
 ⑥

の2パターンは、下家のをポンしていないことから。

が2枚飛びなことから、

 
からポンして切りというのも薄い。

そして、残る3パターンのうち、が当たりとなるのは

 

 
の2パターンだ。というわけで、が当たる確率はかなり高いとみて良いだろう。

7_R
しかし木原プロはこのを勝負。上記で色々なパターンを上げたが、でトイトイに刺さる場合は、残りの部分がヤオチュー牌のため、打点が必ず2600になるのだ。痛いことは痛いが、自分もラス回避の決定打テンパイ。最悪でもオーラスを3着で迎えられるならギリギリ見合うか、といったところだろうか。

8_R
開けてビックリ玉手箱。箱の中身は単騎の12000でした。北家、1300のテンパイからポンして打点を9倍にしてる。た、たけえ。

チャンタとトイトイは、結構ギリギリまで両天秤で狙えるケースがある。今回のような3フーロの場合は、チャンタとトイトイどちらも狙っていたパターンがあるため、ポン出しの牌に注目してみると発見があるかもしれない。


大分昔フリーで、19を3つポンしたお兄さんが役満の香りをプンプン出してきて、卓上がざわついたことがあった。
数順後、お兄さんは7sを恥ずかしそうにツモった。

 

 ポン ポン ポン ツモ

「700-1300・・・です・・・w」

清老頭崩れ、純チャンのみの700-1300。ハハッ、とか苦笑いして点棒を払った。
・・・が、後から気がついた。一見の片アガリに見えるけど、ならトイトイで3200じゃねーか!美しい!こんなに美しくて安いアガリはそれ以来見てない。安っ。

この記事のライター

研タロウ
天鳳ブログ「鳳南研究所」を運営。日夜強者達の牌譜研究に励む。趣味はフリー雀荘巡りと天鳳。鳳南を数千戦打っているらしいが素性は不明。

ブログ:鳳南研究所
Twitter:@hounan_

新着記事

Return Top