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【鳳南研究所】ゴリ押ししているダマテンは「不確定情報」か?

【鳳南研究所】ゴリ押ししているダマテンは「不確定情報」か?
鳳南研究所
2018年02月10日 21:00
鳳南研究所ウォッチ版とは
  • 「天鳳」の鳳凰卓東南戦(鳳南)で打つ強者の牌譜を日夜研究する謎の雀士・研タロウによるコラム。
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先日、とある麻雀対局番組を見ていた時のこと。

ドラが。Aプロがメンタンピンで先制リーチ。

それに対して、親のBプロが追いつく。

ドラ暗刻のタンヤオ。先制リーチのAプロの河にはが置いてあり、現物待ちだ。Bプロはここからと無筋をガリガリぶつける。現張り臭のする押しだが、ダマテン。

そこにベテランのCプロも安全牌を切りながら追いついた。

追いついたものの、時すでに16巡目。ほとんど形式テンパイのため、ダマを選択。

次順、Cプロの手元に来たのは、。少考ののち、ツモ切り。Bプロに12000の放銃となった。

解説席では、Cプロちょっとヌルくないか?と意見が出た。確かにヌルいかもな、と思った。だけど、麻雀ってこういうもんだよな、とも思った。

今回のように明らかにリーチに押している人がいる状況ならともかく、誰もリーチをかけていない状況でも、「ダマテンの気配」というのは意外とわかるものだ。手つき、雰囲気?言語化しづらいが、これはある程度リアル麻雀を打っている人ならなんとなくわかるだろう。超鈍感な私ですらわかるんだから、わかる人はもっとわかるんだろうな、と思う。私の場合、これが外れることも良くあり、気配が出てから相手の手から3枚切れのが手出しされたりすることもある。

じゃあテンパイ気配を感じた時、どうするか。自分が手バラなら何の未練もなくオリられる。どうせアガれないしなんか張ってそうだから、読みに殉じてオリよう、と。問題はそこそこのイーシャンテンくらいの時。「テンパイ気配」とは言っても何か動きが入っているわけではなく、ただ「怪しい」というだけ。こういう時が一番難しい。大抵は、ええい、わからんわ!ということにして突っ込む。「おっ、アイツめっちゃ押してるじゃん!」って状況ならともかく、空気感で「なんとなくテンパイしていそう」と思った時、その情報を信じてオリるというのは、非常に勇気の要る行為なのだ。手痛い放銃となる時もあるし、相手がテンパッていない時もあるし、テンパってるけど刺さらない時もある。自分自身、こういう所は甘いところだな、と思いつつも、不確定情報に惑わされて、ノーテンの相手に対してオリるのは一番損だよな、という思いもあり、正直よくわからない。

Cプロの話に戻す。

Bプロがテンパイしていたことはわかっていただろう。しかし現張りダマだとして、Bプロとは初対戦。平和のみの1500点かもしれないし、愚形タンヤオの2000点かもしれない。だからCプロとしては、不確定のBプロの打点にひよらず、確定のテンパイ料を取りに行ったわけだ。確かにヌルイかも知れないが、気持ちはわかる。

Bプロの立場からこの局を見てみると、見え見えの現張りなのにアガれちゃったよ、Cさんごちで~す!^^というところだろう。とはいえ、こういう事が起きることもあるからダマテンにしていたわけだ。見え見えでも、自分の手牌に言い訳して打ってくれる人もいるし、後々空切りでオリた風に見せられるかもしれない。自分の立場から見たら「現張り高打点テンパイ」が見え見えでも、相手からすれば「不確定情報」として処理してくれることもあるのだ。客観的な視点を忘れないようにしながらも、不確定情報は不確定情報として伏せておく工夫も大切だな、と思わされた一局だった。

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