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【鳳南研究所】警戒させるのが得か、させないのが得か

【鳳南研究所】警戒させるのが得か、させないのが得か

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鳳南研究所ウォッチ版とは
  • 「天鳳」の鳳凰卓東南戦(鳳南)で打つ強者の牌譜を日夜研究する謎の雀士・研タロウによるコラム。
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元十段、代打ちの神様さんの牌譜を見ていた時のこと。

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東2局、大きな点棒移動はまだない場面。下家の親が、すごいところからドラをポンした。

連続形もなく、両面二つのところからヘッドをポン。打点も変わらない仕掛け。天鳳ではたまに見かける仕掛けだが、これはどうだろうか。

他家に自分を注目させることは、必ずしもメリットになるとは限らない。

恐らく下家の思考としては、早く目立ちたい、早く目立って自分を中心にこの局を回したい、という意図なのだろうが、本手で必要以上に目立つのは損になることが多い
上家に絞られるのは目に見えているし、テンパイ後にオリられてしまうし、スルーした場合に比べて、アガリ率が下がる要因が多いんじゃないだろうか。

自分の手の見せ方は、
・ショボい手はなるべく強く見せ、相手に無駄なケアをさせる
・本手は目立たないように仕掛け、なるべくケアされずにアガりやすくする

基本的にこの二つだ。本手なら安手っぽく、ゴミ手なら本手っぽく、と、相手に逆方向に誤認させるのが良い。ポンで一手進むならまだしも、形が不安定になるだけのポンはイマイチじゃないだろうか。

 

あくまでも、

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ショボイ手はなるべく強く見せ、

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本手ほど目立たないように、だ。

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自分の捨て牌作りに関しては、就活生@川村軍団さんのこの一局が素晴らしい。

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形は悪いが、ポンから入ってバックだ。

何気なーくを切っているが、を切らずに先にを切る意図がわかるだろうか。

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二つ目を仕掛けて切り。

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がポンできて切り→引いてきて切りとしたところ。

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これを対面視点で見てみるとこうなる。ホンイツの仕掛けにしか見えない。これでピンズ、マンズはノーケアになる。の切り巡も完璧。相手の手を止めさせた上で、当たり牌を引き出させアガリ率も高める、完璧な捨て牌作り。雀ゴロみたいだ。

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すずめクレイジーさんツモ切り。これは結構受け入れが狭まる極端な一打に見えるが、ドラを引っ張り先切りすることでまだ正体を見せない。と切った後、手出し→マンズ手出しだとかなりマンズに見えるが、ここでツモ切り→手出しだとかなりケアは薄れる。特にが先に入った時のは盲点になりそうだ。アガりたい手だからこそ、「目立たない」ための一打だ。

9_R
太くないおさんの牌譜から。ポンして切り、次巡を引いてきたところで、を空切り。ホンイツっぽい自分の捨て牌を生かす。

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南を重ねて連打。これを見て東、西家にマンズをゴリゴリ押されるも、ノーケアので満貫のアガリ。

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相手に注目されるように仕掛けるか、なるべく目立たないように仕掛けるか。地味なところだが、一局の和了・放銃にダイレクトに関わってくる部分。色々な引き出しを持っておくことで、他人の拾えないアガリを拾えたり、有利に局を進めることができるだろう。

この記事のライター

研タロウ
天鳳ブログ「鳳南研究所」を運営。日夜強者達の牌譜研究に励む。趣味はフリー雀荘巡りと天鳳。鳳南を数千戦打っているらしいが素性は不明。

ブログ:鳳南研究所
Twitter:@hounan_

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