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【鳳南研究所】打牌に「プライド」は必要か?

【鳳南研究所】打牌に「プライド」は必要か?

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鳳南研究所ウォッチ版とは
  • 「天鳳」の鳳凰卓東南戦(鳳南)で打つ強者の牌譜を日夜研究する謎の雀士・研タロウによるコラム。
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放銃は恥?危険牌強打の心理


とある人が昔、ツイッターでこんなことを言っていた。
「長年麻雀をやってる人の中でもプライドが高い人ほど「放銃は恥」という意識が強くなって、安牌抱える臆病な麻雀になりやすい。押せないのは読めないからであって、放銃するより押せない方が恥ずかしいことだ」
ほほーう、と思った。そうかも知れない。

リーチに対して危険牌を強打!!というのは、麻雀をやっていれば良く見る光景だ。もちろん、全員がそうというわけではないが、これをやるのはプライドが高い人が多いんじゃないかと思っている。
別に危険牌を強打するのは良いことでも悪いことでもないと(個人的には)思うが、プライドが高い人ほど「放銃した時に恥ずかしくないように」強打したり、雰囲気を出しながら切るのだ。サラッと切って刺さったら「どっからヌルっと打っとんねん」と思われかねないが、強打していれば「ああ、勝負したんだな」とわかるからだ。これはプロの対局を見ていても思う。

例えばこんなの。

こんなリーチに対して、自分の手が
 ドラ

ここにを引いてきた。当然ツモ切り以外の選択肢がないのだが、「ヌルっとモロヒに打ちよったww」と思われないために強打。意味がない。

強打するだけならまだしも、こじらせすぎると「放銃=恥」という意識が強くなり、リーチに押せなくなってしまう。

「染め手に打つのは恥ずかしい」

相手が染め手であれば、この傾向は尚更強まる。「染め手に打つのは超恥ずかしい」という意識があるからだ。
例えば、ポンポンポンと3副露した相手に対して。まだ4巡目。捨て牌からは染め手と断定できるわけではない。
こんな局面も、プライドが高いと手が縮こまりやすい。この3副露を恐れる必要も、恐れない必要もなく、「染まってるかも知れないし染まってないかも知れない」と思いながら押し引きすればいいのだが、プライドが高いとそういうわけにいかない。「染め手に打ったら恥ずかしい」と、無意識下で思い、打てなくなってしまう。まさしく「放銃するより押せない方が恥ずかしい」というような状況だ。

最近では、「流局間際にケイテン取れているなら、リーチに対してある程度押しても良い」ことがわかってきている。だが、「ケイテンで刺さったら舐められる」という意識が働くと、これまた押せない。要は、損得勘定よりも「恥ずかしいかどうか」が先に来てしまうのだ。麻雀には芸術点とか、カッコイイptはないので、あくまでも押すのが得か損かだけが判断基準であるべきだが、「まあそんなに変わんないなら無難な選択をしよう」となってしまうわけですね。

強者達の麻雀はカッコ良い打牌ばかりじゃない

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何度も取り上げて申し訳ないのだがw秋田のにんにくさんの3副露。この形でブラフを打つのが得かどうか、というのは置いておいて、プライドが高い人というのは、ここまで思い切ったことができない。ましてや「十段」の肩書きがあれば観戦されることも多くあるわけで、「何やってんだコイツって思われたらどうしよう・・・」というのが先に来てしまって、思い切ったことをしづらくなるのだ。その点、こだわりがそこまで強くない人は、自分の思い描く「得な選択」だけを追い求められる。天鳳位だって3副露からオリ打ちしたりもするのだ。別に恥ずかしいことじゃない。

麻雀にプライドは必要、打牌にプライドは不要

思うに、麻雀を上達するためにはプライドは絶対に必要だ。あいつより強くなりたい、とか、天鳳位になってオレの実力を証明してやろう、とか、そういうのがなければ上達はしない。
しかし、打牌にはプライドは不要。打牌へのプライドは、自分への足かせにしかならない
かく言う私も、数年前まで打牌にプライドを乗せてしまっていたことがあった。でも、鉄強達の牌譜を見始めてから、それがなくなってきたように思う。今では何の躊躇もなく、特に意味のないツモ切りリーチを打てるようになったw間違ってヌルいダマテンにしちゃったなら、次巡リーチかけた方が得だもんね。ちょっと恥ずかしいけどねw

この記事のライター

研タロウ
天鳳ブログ「鳳南研究所」を運営。日夜強者達の牌譜研究に励む。趣味はフリー雀荘巡りと天鳳。鳳南を数千戦打っているらしいが素性は不明。

ブログ:鳳南研究所
Twitter:@hounan_

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