ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第386回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その11」 ケース21 アガリ率はもちろん鳴いた方が高く、スルーしてメンゼンでアガるにはかなり厳しい牌姿。手牌を短くするリスクをどう見積もるかが問題になります。 4巡目で上家から比較的メンツになりやすいやが切られるということは、手牌進行が早いとも考えられますが、これだけの情報だとアガリに遠いところからの手役狙いで中張牌が多く...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第387回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その12」 ケース23 両者ポン メンツより頭が出来やすく、鳴けば他のメンツ候補も鳴いてメンツを作れるので、上がりやすさははっきり雀頭をポンした方が上です。このことをふまえておかないと鳴かな過ぎになります。テーマ20のような安手の場合はともかく、既にドラ2以上あるならメンゼンでうまくテンパイした場合とも打点にそれほど差がないの...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第388回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その13」 ケース25 悪形は全鳴き(リャンカンも) 少し巡目が深くなって1シャンテンになった場合、リャンメンはまだスルーできる領域なのでリャンメンからはスルーします。今回は待ち選択でリャンカン部分が残ることが多いので、リャンカンという理由でスルーはあまり考えません。後付けやヘッドが無くなる鳴きといったアガリにそれほど近づかな...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第389回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その14」 ケース27 全鳴き テーマ22のドラ役牌後付けのように、アガリのために特定の牌に依存するのでなければ、鳴くことによって警戒されることはあまり気にしません。アガリやすくなっているか微妙な仕掛けであればともかく、シャンテンが進むものは全て鳴いて進めた方がアガリやすいと判断します。 ケース28 全鳴き 元々平場でも鳴...
ネマタの戦術本レビューネマタの戦術本レビュー第390回「麻雀序盤の鉄戦略 著:独歩 しゅかつ すずめクレイジー 平澤元気その15」 ケース29 Aポン打 B打 Cスルー Bはリャンメン待ちが残ってテンパイよりトイトイがよく、Aはアガリやすさで少なくともトイトイが不利ではなく、打点面でも大差つかないので鳴きます。Cは打点差が大差なのでスルーしてチートイツ狙い。が役牌だと難しいところですがまだスルーでしょうか。ただしが出る前にをツモった場合は、...