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「統計学」のマージャン戦術

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ネマタの戦術本レビュー第361回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その1」

ネマタの戦術本レビュー第361回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その1」

 テーマ0  麻雀の一局の結果は和了、放銃、被ツモ、横移動、流局の5通りであり、いずれの結果も得点の収支期待値で表すことができます。「期待値が全てでない」と言う言葉を時たま見かけますが、麻雀もサイコロ勝負同様、期待値こそ全てです。麻雀がサイコロと違うのは、結果が起こる確率と、起きたときの収支を打ち手の技術によってある程...
ネマタの戦術本レビュー第362回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その2」

ネマタの戦術本レビュー第362回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その2」

 テーマ2  リーチを受けた時に、「無防備な打ち手が増えて反撃のチャンス」とは思わないのに、自分がリーチをする側になると、「反撃されるのが嫌」と思いがちな人が一定数いるのは「自分には自分のリーチの待ちが悪いと分かるので、相手にも何となく見透かされているかもしれない」という人間心理から来るのかもしれません。 また、先行リ...
ネマタの戦術本レビュー第363回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その3」

ネマタの戦術本レビュー第363回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その3」

 テーマ4  悪形の中でも特に待ちが悪いリーチをかけてしまい結果放銃してしまうのも、初心者や場況を見落としが多い打ち手にありがちなミスです。場に多く見えている牌は特に意識して確認するようにしましょう。 アガリ牌の枚数が少ないほど残っている枚数がアガリ率に大きく影響しますが、比較的場に切られやすい牌はそれでも結構アガれる...
ネマタの戦術本レビュー第364回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その4」

ネマタの戦術本レビュー第364回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その4」

 テーマ6  字牌待ちが読まれやすそうな河になるとあまり出アガリは期待できないと思いがちですが、それでも他家にとって使いづらくその分山に残っていることが多いので、通常のカンチャン待ちとの比較ならやはり十分にアガリやすいと言えます。個人的には東家のダブ待ちは流石にアガリ率が落ちると思っていましたが、それでも意外とアガリ率...
ネマタの戦術本レビュー第365回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その5」

ネマタの戦術本レビュー第365回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その5」

 テーマ8  テーマ6は字牌と何かのシャボでしたが、こちらは字牌単騎と待ちの部分が全て字牌なので、ダマよりもリーチした方がアガリやすいという結果になりました。 ただし、チートイツはメンツ手に見えづらい特異な河になることも多いです。ある程度は仕方無いことですし、それでもリーチツモで跳満、裏まで乗れば倍満(同じダマ6400...
ネマタの戦術本レビュー第366回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その6」

ネマタの戦術本レビュー第366回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その6」

 テーマ10  フリテンに気付かずに打牌選択を誤るのも、初心者や場の情報を把握するのが不得手な打ち手にありがちなミスです。  しかしフリテンリーチは和了時に必ずツモの1翻がつくこともあって局収支上は意外と優秀であることが表から見て取れます。最終的にフリテンが残った場合ですらカンチャンリーチに比べて悪くないのですから、自...
ネマタの戦術本レビュー第367回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その7」

ネマタの戦術本レビュー第367回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その7」

 テーマ13  押し引きも手作り同様、押した場合と引いた場合の局収支の大小を考慮して判断することになります。「大小」が分かればよいので、基本的な基準を押さえていれば、条件が変化した場合もそこまで複雑な計算をせずとも優劣を判断することが可能です。 相手の待ちを特定できることはそれほど多くないので、自分の手牌が押すに見合う...
ネマタの戦術本レビュー第368回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その8」

ネマタの戦術本レビュー第368回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その8」

 テーマ15  親リーチに悪形2翻テンパイから押せるというのは意外ですが、子リーチよりは降り寄りとはいえ、ベタ降り時の失点が大きくアガリを阻止するメリットは相手が親の時の方が大きいというのが結構影響しています。 補足にもある通り、今回の結論に関しては押し過ぎではないかという意見も多く見られます。これについては、「人間の...
ネマタの戦術本レビュー第369回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その9」

ネマタの戦術本レビュー第369回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その9」

 テーマ16  2軒リーチとなると危険牌を切るリスクも、危険牌を切ったうえでアガリきれる可能性も低くなるので、降り有利になる領域が1軒リーチに比べるとかなり広くなると予想されます。 2軒リーチだけでなく、1軒リーチとテンパイ濃厚な仕掛けを入れている1軒といった場合も同様の基準で判断していくことになります。リーチ者との1...
ネマタの戦術本レビュー第370回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その10」

ネマタの戦術本レビュー第370回「「統計学」のマージャン戦術 著:みーにん その10」

 テーマ19  点数状況やルールによって押し引き判断がどう変わるかについては、「もっと勝つための現代麻雀技術論」第177、178回でも取り上げました。本書では和了価値指標が示されているので、これまでは感覚で決めていた点数状況絡みの押し引きについても、どの程度までなら押せるかというより具体的な判断を下すことが可能です。 ...
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