仕事や職業生活において強い不安や悩み、ストレスを抱えている人は急増しています。少し前ですが、2012年の厚生労働省の調査では「仕事や職業生活において強い不安や悩み、ストレスがある」と答えた人の割合は60.9%という驚くべき数字がでています。
これらのように、メンタルヘルス対策というのはどの会社においても、誰にとっても決して他人事ではないといえます。確かに、仕事中においてもつらいことは数多くあるはずですが、すべてを自分で抱え込んだりしてしまうのではなく、上手く対処しようとすることも重要です。
今回はストレスを感じる主な原因について触れていきます。
<ストレスの主な原因について>
主なストレスの原因は以下のものだといわれています。
①職場によるストレス
・仕事の内容・量が大きく変わること
・昇進・降格・配置転換など
・仕事上でのミス
・上司や同僚などの職場における人間関係
②プライベートでのストレス
・異性との交際
・家庭を持つことによる責任感
・加齢による体力の衰え
・配偶者や親の介護疲れ、死別など
・転居に伴う環境が大きく変わること
「ストレスは仕事上のよるもの」というイメージが強いかもしれませんが、実はプライベートからも受けていることが珍しくありません。むしろ、仕事上よりもプライベートからストレスを受けてしまっている人も多いはずですし、それぞれのライフステージにおいて、仕事上とプライベート両方が原因となっていることもあります。皆さんはいかがでしょうか??
また、ある出来事や状況がその人にとってストレスとなってしまうかは、その人の受け取り方に個人差があったり、タイミングなどによっても差が出てきたリします。
それでは、感じてしまっているストレスにはどのように向き合えばいいでしょうか??
次回触れていきたいと思います。
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