麻雀用語辞典４３．サロン麻雀、触らずの１４牌、三暗刻、３確、三槓子、ザンク／ザンキュウ／サンキュウ

サロン麻雀（サロンマージャン）

　サロン麻雀とは、取引先との接待麻雀のことです。今も当然、そういうことが行われていると思うんですけれども、それを総称して、サロン麻雀という言い方をしております。

触らずの１４牌（サワラズノジュウヨンハイ）

　触らずの１４牌とは、次の１４種類の牌のことです。

　これを見てすぐ意味が分かった人は、鋭いですよ。この牌を全部ひっくり返してみましょう。どっちから見ても図形は変わらないですね。麻雀牌の中で、この１４種類だけ、上下がなく、上から見ても逆にしても形が変わらないのです。初心者が、牌の上下をひっくり返しながら理牌していることがあります。この行為によって上級者は、ひっくり返さない牌は触らずの１４牌だなと見抜いてしまうことがございます。また「触らずの１４枚」と言われることもあります。

三暗刻（サンアンコ／サンアンコー／サンアンコウ）

　三暗刻とは、役の種類です。私、三暗刻が大好きです。手牌をご覧ください。

　暗刻というのは、同じ牌が３枚が揃っているということです。この暗刻が３組あると、三暗刻という役になります。

３確（サンカク）

　３確とは、３位が確定する和了でゲームを終わらせることです。オーラスでの対局です。この局で終わりだよという局になって、自分が３番手です。トップ、２番手、３番手が自分で、ラスがいます。このときに、３番手である自分が着順の変わらない和了をする。「何だ、おまえ、３確の和了かよ」というような言われ方をすることがあります。逆に、ラスが近いと、３着のままで終わらせたいからと、１０００点で和了ってしまうこともあると思います。大いに結構。でも、３確の和了です。