＜夕刊フジ杯争奪第10期麻雀女王決定戦東日本リーグ＞◇第6節◇18日◇夏目坂スタジオ

　夕刊フジ杯争奪第10期麻雀女王決定戦の東日本リーグ第6節が18日、夏目坂スタジオで開催された。

　東京6組では、さかえ松戸店の水瀬千尋（日本プロ麻雀協会）が1回戦でトップを取ると、2回戦では国士無双をツモるなど、10万点を超えるトップ。3回戦はオーラスにトップ目からハネ満を直撃して3連勝。1人で200ポイントを稼いでチームも首位に導いた。

　東京1～5組は首位チームが安定して順位をキープし、最終節に向けて万全の態勢。唯一混戦の東京7組では、麻雀BULL中野店がさかえ仙台店を逆転して、首位に浮上した。

　個人戦では、水瀬が12位から首位へ。2位に優月みか（日本プロ麻雀連盟）、3位に逢川恵夢（日本プロ麻雀協会）と続いている。

　予選最終節となる第7節は3月17日（水）11時から行われる。

・夕刊フジ杯日程・システム・参加選手など

　◇水瀬千尋が国士ツモ！3連勝で大暴れ！

　1回戦をトップの水瀬は、2回戦の南2局1本場、43300点持ちのトップ目からだめ押しの国士無双をツモ。その後も攻撃を緩めず、終わってみれば10万600点のトップ。

　3回戦では、南3局にトップ目から西城凜（日本プロ麻雀協会）に逆転を許すが、まだまだ諦めない水瀬。オーラス1本場で21500点差の西城から「ピンフ・ジュンチャン・三色」の親リーチを受けるが、ポンをしているドラのを積極的に加カンして「白・發・ドラ4」のハネ満とし、ラス牌のを西城から討ち取るミラクルプレーで大逆転の3連勝。

　  　ロン　ドラ

　チームを首位に導き、個人戦でも首位に浮上した水瀬。「ラッキーでした。最終節は妹（水瀬夏海）と安達（瑠理華）さんに任せても大丈夫という状態にしておきたかった。」と笑顔を見せ、「後は信頼している2人に任せたいと思います」と最終節はチームメイトに託す方針だ。

※かめきたざわは▲60ポイントのペナルティ