クリスマスシリーズ第2弾。某年のクリスマスに長崎は観光通の有名店、「カフェオリンピック」に行ってきました。

　こちらの看板メニューのうちの一つが長崎名物トルコライスです。米と麺が一緒に食べられるので、炭水化物好きとしては嬉しい組み合わせです。

　こちらがメガトルコライス。クリームコロッケ入りのAタイプと豚のしょうが焼き入りのBタイプがありますが、しょうが焼きの方が好きなのでBタイプにしました。総重量は約2kg。横幅50cmはある巨大な皿にカツカレー、しょうが焼き、ハンバーグ、ミートソーススパゲッティ、ナポリタン、サラダがずらり。まるで全部の料理を一人前にしたお子様ランチです。
　味付けは濃厚ながらしつこくはなく食べやすい。ハンバーグやしょうが焼きは肉の下味がしっかりついていて食べごたえあります。左半分を食べ終えて右半分のカツカレーに取りかかります。カレーは甘くてコクのあるタイプ、カラッと揚げたカツによく合います。2kgとはいえ野菜も多めだったので割と軽く完食できました。

　そしてもう一つがタワーパフェ。100cmのワールドパフェと、120cmの長崎夢タワーパフェがあります。長崎＞世界とはこれいかに（笑）
　このパフェを求めて、日本だけでなく世界中から食べにくる方がいらっしゃいます。巨大パフェを提供しているお店は数ありますが、ここのお店ほど日常的に注文が入るところは他に類を見ないのではないでしょうか。こちらには何度か足を運ばせていただきましたが、いつ行っても巨大パフェに挑んでいる団体客に出くわします。パフェを完食すれば記念に完食証明書をもらえます。完食者の殆どは団体客ですが、中には1人で完食する方もいらっしゃいます。

　こちらが長崎夢タワーパフェ。クリスマスの日だったのでこちらもクリスマス仕様。実はメガトルコライスを食べた5時間後におやつとして注文しています（笑）　総重量約3.2kg。甘い物は別腹という言葉があるとはいえ、果たして完食できるのでしょうか。

　しかも通された席はカップルの隣でした。いわゆるリア充な方で一杯なお店にて独りで巨大パフェを食らう。難易度的にはどのくらいでしょうか。個人的には、一人ディズニーランドより難易度が高いと思いますが(笑)

　上にあるシュークリームやケーキは後回しにして、冷たいアイスから先に食べ進めます。三段重ねのコーンアイスはチョコミント、イチゴ、ゆず。その回りのコーンアイスはオレンジ、ブドウ、ブルーハワイのシャーベット。中に入るとバナナと抹茶のアイス。更に進めるとブルーベリーとコーヒー味のアイス。そのまた下はバニラとチョコアイスが入っているようです。一体アイスだけでどれだけの量なのか。寒さで震えそうになる中、お店の方が持ってきてくれた温かいお茶が有り難いです。

　50分経過。グラスの中身を全て取り出し、取っておいたケーキ類と合わせても後少し。然し残しておいたカステラの何と甘いこと。胃袋も既に限界に近く、ここでピタリと手が止まってしまいます。 普通であればもうギブアップしてそうですが、この年最後の戦い。このまま負けるわけにはいきません。諦めさえしなければ道は開く。少しずつでも食べ進めることにします。

　苦闘90分。ついにお店の方から完食証明書を渡されます。本当は溶けたアイスが少し残っていますが、最早アイスのコーンですら食べるのを躊躇ってしまうほど疲弊していました。夢タワーはとてつもない相手でした。お店に当店No.1のフードファイターと紹介されてしまいましたが、私はただ食い意地が張っているだけに過ぎません（笑）

　…さて、見事このお店のラスボス的なメニューの撃破に成功したわけですが、実は裏ボス的な存在として、パーティートルコライス（要予約）なるメニューが存在します。いくら何でもこちらは一人では無理ということで、某日にデカ盛りブロガー3名で挑んで来たのですが…

　大量のサフランライスにカレー、ナポリタン、ミートソース、そして上にはトンカツ、唐揚げ、ハンバーグ、豚しょうが焼き、角煮、カニクリームコロッケ、サラダが鎮座。量は6kgくらいと聞いていたので、3人なら1人頭2kgで余裕だろうという計算でしたが、ライスの量がどう見てもメガの3倍どころか6倍はあり、結局全く歯が立ちませんでした。真のフードファイターには是非ともこれを1人で完食してもらいたいですね。ご馳走様です。

【店舗情報】
カフェ オリンピック
長崎県長崎市浜町8-33 高橋呉服店ビル2F
営業時間：11:30～21:30
定休日：無休

▼食べログ
https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000080/

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