
東家:齊藤しょあ(日本プロ麻雀協会)
南家:西園遥(日本プロ麻雀協会)
西家:梶梨沙子(最高位戦日本プロ麻雀協会)
北家:佐藤あや(最高位戦日本プロ麻雀協会)

佐藤あや
最高位戦日本プロ麻雀協会所属:5年目
同団体のA2リーガーである佐藤崇を師匠に待ち、西日本予選を勝ち上がってきた若手のホープだ。
関西から対局の度に上京し、胸に秘める情熱は本物である。

梶梨沙子
最高位戦日本プロ麻雀協会所属:7年目
シンデレラファイトラストイヤー組、最後の砦。
5年間全て本戦出場を果たしており、昨年は初の決勝戦も経験している。
もはやシンデレラファイトの顔と言っても過言ではないだろう。
東3局

序盤に点棒を減らしてしまった佐藤が、3巡目に
を叩いてポンテンを入れる。
手形も悪くなく、メンゼンリーチにいきたくなるような手牌だが、隙のない冷静な仕掛けだ。

佐藤の切った
に声をかけたのは、親番の梶。
こちらは、シャンテン数がわからない程にバラバラな手牌だ。
かと言って、スルーしてしまえば親番は一瞬で終わってしまう。
ワガママは言っていられない。
今、目の前にある手牌で最善の選択を繰り返すしかないのだ。

二人の仕掛けに追い付いたのは、西園である。
がポンされているとはいえ、3メンチャンのテンパイ。
勢い良く
を横に曲げた。

一発で
を引き当てると、裏ドラも乗せ3,000-6,000。
早くも決勝進出のひと枠を決めるような一撃が炸裂した。
東4局
北家の梶が
を仕掛けて、ホンイツに向かう。

を仕掛け返した齊藤が、加カンを入れると新ドラは
。
梶が
を![]()
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でチーして、ハネマンのイーシャンテンとなる。

遂に勝負手のテンパイが入った。
これが決まれば、齊藤との競りになる。

と
のダブルワンチャンスを頼りに、粘ろうとした親番の佐藤から
が溢れた。

梶としては最高の、佐藤にとっては絶望の12,000点。
これで佐藤の持ち点は100点となり、苦しい状態で後半戦を迎えることとなった。
南1局

梶を突き放したい齊藤が、
を叩いてイーシャンテン。
ホンイツになれば、勝負を決めるアガリになるかもしれない。

先制リーチは梶。
齊藤のホンイツが見えているとはいえ、この局のアガリは価値が非常に大きい。
所謂、勝負局というやつだ。

絶好の
が鳴けた齊藤も全軍突撃の構えを見せ、指先が熱くなる捲り合いが始まった。

山に生きている枚数は![]()
の方が断然有利だったが、先に積まれていたのは
。
勝負を決定付けるような親マン直撃で、齊藤が大量リードをものにする。
南3局1本場
梶にとって最後のチャンス手が舞い降りる。
ドラを切れば、圧倒的にテンパイ枚数が多いのは百も承知だ。
しかし、点棒状況がそれを許してはくれない。

逃げ切りを図る西園が
を仕掛け、テンパイを入れた。

梶はリーチを宣言することすら許されず、オーラスを迎えることとなった。
南4局
箱を割ってしまったラス親の佐藤が、
をポン。
これがチンイツになるような奇跡を起こし続けなければ、決勝への道は開かれない。

しかし、麻雀の神様は西園と齊藤を選んだ。
梶のアシストも虚しく、佐藤が手牌を伏せて試合は終了。

佐藤と梶のシンデレラファイトは、ここで閉幕となる。

佐藤は予選から勝ち上がり続け、確かな実力と魅力的な麻雀を世に知らしめた。
シンデレラファイトには、あと2年出場することができる。
きっと来年もこの舞台で、活躍してくれるはずだ。
そして、梶のラストイヤーが終わりを迎えた。
シンデレラファイトで主役のような存在だった彼女を来年、観ることはできない。
しかし、梶の麻雀プロ人生はまだまだ続く。
その高い雀力と麻雀に対する情熱がある限り、別の舞台でも輝き続けるだろう。

遂に決勝戦のメンバーが決まった。
果たして5代目シンデレラに選ばれるのは誰なのか。
運命の一戦まであと5日————
Day7結果レポート
#1,#2観戦記
加賀谷春歌は夏に飲み込まれて…【シンデレラファイト シーズン5 Semi Final #1 担当記者・中島由矩】
成海有紗SemiFainal3度目の挑戦、越えられなかった壁【シンデレラファイト シーズン5 Semi Final #2 担当記者・中野るい】
































