麻雀プロリーグ「朝日新聞Mリーグ 2022-23 セミファイナルシリーズ 」最終日となる15日目が5月4日（木）に開催された。

第1試合出場選手

東：白鳥翔

南：伊達朱里紗

西：岡田紗佳

北：二階堂亜樹

第1試合

東1局、岡田が待ちの先制リーチ。

これを受けて亜樹はの対子落としで対応していくが、嵌を2回チーしてタンヤオ・ドラ3の満貫テンパイで復活。

山に2枚残っていたを岡田が掴み、亜樹が8000の加点に成功した。

東2局も先制リーチは岡田、ピンフの手で待ちは。

伊達がイーシャンテンで選択を迫られる。現物のと無筋のを勝負して、メンホン・白・ドラ4の倍満テンパイ。

伊達はドラのを暗カン。

そこにを引いてくると、少考の末フリテンの待ちに変える打を選んで岡田に放銃となる。

裏が1枚乗って3900のアガリ。

大物手が実らず放銃に回ってしまった伊達だったが、東3局、東4局と2局続けて中打点のアガリを決める。

東3局ではピンフ・ドラ1のリーチをツモって1300・2600、東4局では亜樹から3900の直撃を決めて一気にトップ目へ。

南1局、岡田に三色同順完成の大物手が入る。倍満を狙って待ちでリーチを敢行。

亜樹が待ち、親の白鳥が嵌待ちでそれぞれ役ありのヤミテンを入れ、かわしてしまうかと思われた矢先、岡田が力強くをツモ。

4000・8000の綺麗なアガリを咲かせ、トップ目に躍り出た。

【5/4 1G 南1】

サクラナイツ #岡田紗佳 が
倍満ツモ‼️

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— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) May 4, 2023

南2局は親の伊達が待ちの先制リーチ。

赤2で三色同順が見える岡田。ドラのをツモ切って放銃となる。

伊達が12000のアガリを決めて再びトップ目に立った。

伊達の好判断によって4着の可能性がほぼなくなり、麻雀格闘俱楽部、Pirates双方にとって明暗を分ける大きな一局に。

【5/4 1G 南2】

親の麻雀格闘倶楽部 #伊達朱里紗 が
満貫のアガリ‼️

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— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) May 4, 2023

続く南2局1本場は白鳥がリーチを打って岡田から2600のアガリ。

倍満のアガリから2連続の失点で再び4着に転落してしまった岡田だったが、南3局の親番でリーチを掛けると2000オールのツモ。

さらに南3局1本場では白鳥からのリーチを受けるも、タンヤオで仕掛けて亜樹から1500のアガリをものにし、再浮上を果たす。

続く南3局2本場は亜樹が絶好のを引き入れ、待ちのリーチ。

白鳥が粘りの一打として現物のではなくの対子落としを選んで放銃となる。

裏が1枚乗って8000のアガリ。亜樹が2着目に戻ってオーラスへ。

オーラス、持ち点は伊達が37,200、親の亜樹が29,600、岡田が26,200、白鳥が7,000という並び。

先制テンパイは岡田。赤2の手牌で待ちのテンパイをするが、満貫をツモっても伊達まで1000点届かないため、ダマに構える。

すると白鳥がドラのを重ねてリーチ。岡田は同順にツモ切りリーチとした。

親の亜樹が仕掛けて必死に粘り、岡田のアガリ牌を2回喰い取ってテンパイ。

しかし最後は岡田の執念が実り、を手繰り寄せた。

2000・4000のアガリを決め、伊達と岡田の同点トップという劇的な幕切れとなった。

【5/4 1G 南4】

サクラナイツ #岡田紗佳 が
同点トップのアガリ‼️

視聴は? @ABEMA で視聴中 https://t.co/Uoxp2FvNxg #Mリーグ pic.twitter.com/vDJiFJecmP

— Mリーグ(プロ麻雀リーグ)実況 (@m_league_jikkyo) May 4, 2023

麻雀格闘俱楽部は第2試合-69100点以内の4着であればPiratesを下回らないため、ファイナル進出がほぼ確実なものとなった。

第1試合結果
1.5位 伊達(麻雀格闘俱楽部)+35.2
1.5位 岡田(サクラナイツ)+35.2
3位 亜樹(風林火山)▲14.4
4位 白鳥(ABEMAS)▲56.0

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第1試合各局詳細

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