【Mリーグドラフト会議展望】アースジェッツ、BEAST X、EX風林火山、KADOKAWAサクラナイツの4チームが参加するドラフト会議は6月30日(月)17時から生放送！

Mリーグ全チームが契約更改を発表、既に発表されていた以外の契約満了選手は発生せず、アースジェッツ、BEAST X、EX風林火山、KADOKAWAサクラナイツの4チームがドラフト会議に参加することとなった。

ドラフト会議の指名順について

「Ｍリーグ2025-26」は、以下のレギュレーションにてドラフト会議を実施。

(1)ドラフトで指名をしたチームが選手との独占交渉権を得ることができる
・指名順は「Mリーグ2025-26」より参加する「アース製薬チーム（仮称）」が4名指名したあと「Mリーグ2024-25」最終順位の最下位のチームから、選手を1名ずつ指名する
・先に指名された選手を指名することは不可。他チームとの競合抽選は行わない

(2)第2巡以降も指名の順番は、「Mリーグ2024-25」最終順位の最下位のチームから選手を1名ずつ指名する

BEASTの1枠は下石、風林火山の1枠は永井となるが・・・？

まずは15日のBEAST Xオーディションを優勝した下石の指名が確約、22日の風林火山オーディションを優勝した永井が指名確約となった。ただ、ここでまだ考慮すべき点が数点。

【Mリーグ BEAST X オーディション下石戟インタビュー】「風林火山さんのオーディションも優勝するつもりで全力で臨みます。オーディションでの優勝者には、麻雀の結果が求められていると思ってます。チームを勝たせます！」

【Mリーグ風林火山ドラフト会議指名選手オーディション結果レポート】最高位戦所属、2代目SSPの永井孝典が劇的な戦いを制してMリーガーのビッグドリームを掴み取る！

・それぞれオーディション優勝選手を⑤、⑥で指名するのか？
ここで記載している〇数字は上記画像のドラフト指名順を意味する。BEASTが⑤にて下石を指名せず、⑧で指名しようとした場合、⑥で風林火山が下石を指名した上で、⑨で永井を指名することすら規定上はできてしまう。そのような事象を防ぐ為にはBEASTは⑤にて下石を指名する必要があるだろう。風林火山の⑥に関しては、現状の実績に関して言えば永井が他チームに先に取れれる可能性は薄く、現状チームが獲得したいと感じている選手がサクラナイツの⑦、BEASTの⑧で指名されるパターンを想定するのであれば、⑥の方でオーディション外での指定選手を指名することが濃厚と考えられる。
→結論：BEASTは⑤で下石が濃厚、風林火山の⑥はオーディション外選考の選手が濃厚か。

・アースジェッツが先に下石を指名するケースはあるのか

そもそも、アースジェッツは最初に4名を指名することができる権利があり、そこで下石戟を指名することは可能。ただ、おそらく他チームのオーディションの動向を確認する以前に大方の指名方針が固まっていると見るのが自然と言えるだろう。

ただ、その方針を切り替える可能性がありうるインパクトのある対局を見せているだけに可能性はあるだろう。

また、下石の先行指名だけでなく、可能性として考えられるのはオーディション出場選手の指名。元Mリーガーである村上、魚谷、内川などが今回はオーディションに優勝しなかった為、その場合は指名する、といったパターンを考えている可能性もあると言えるだろう。

→結論：可能ではある、が果たしてそこまでするかどうか。オーディション出場して優勝しなかった選手の指名があるかにも注目！

オーディション以外の指名選手は？

オーディション以外の指名選手としては、アースジェッツが4名、BEAST、風林火山、サクラナイツが1名ずつ指名することとなる。

Mトーナメントに出場している選手や世界麻雀の日本代表に出場している各団体の実績ある有望な選手が指名されるであろうと見込まれる。

アースジェッツは女性を1名指名することが必須となるが、それ以外の女性選手指名があるかどうか注目！

【注目選手】
阿久津翔太(連盟)
朝比奈ゆり(連盟)
魚谷侑未(連盟)
内川幸太郎(連盟)
桑田憲汰(連盟)
東城りお(連盟)
前田直哉(連盟)
三浦智博(連盟)
石井一馬(最高位戦)
近藤誠一(最高位戦)
村上淳(最高位戦)
逢川恵夢(協会)
下石戟(協会)
河野高志(RMU)
忍田幸夫(麻将連合)