「麻雀オールスター Japanext CUP」予選A組ジョーカー枠は伊達朱里紗！1回戦トップを獲得したのは下石戟！

無料のBS放送局『BSJapanext』による麻雀対局トーナメント「麻雀オールスター Japanext CUP」の予選A組が1月28日よる10時から放送された。

抽選の結果、

逢川恵夢（第22期女流雀王優勝）
伊藤高志（第17期最高位戦classic 優勝）
下石戟（第15回RMUクラウン優勝）

そして試合当日に発表されるジョーカーとの対戦となった。

初タイトルを獲得し、勢いに乗る伊藤。
日本プロ麻雀協会の実力者下石。
女流雀王を4期獲得している逢川。

対戦相手が決まった時の印象を聞くと、伊藤、逢川は下石に対して警戒が強い。

下石「そこそこ麻雀を知っている人が来てくれたので悪くないなと。逢川は同じ団体でよく知っていますし、伊藤さんは1月頭に別の対局で同卓していて、伊藤さんの麻雀をよく知っている人にも情報を聞いてきました」

伊藤「下石さんは以前から強いと聞いていて、いつか戦ってみたいとは思いましたが、こんな大舞台とは。。。」

逢川「下石さんは協会でも有名なほど強いですし、伊藤さんについては周囲の人にリサーチしてきて評価が高かったので、嫌だなーという印象。」

このメンバーと闘うジョーカーとなったのは・・・？

KONAMI麻雀格闘倶楽部の伊達朱里紗選手！

いざ対局開始！

対局の模様

幸先よくアガリを決めたのは下石、ドラの待ちのリーチに出てあっさりと一発ツモ。2000・4000のアガリでスタートした。

東2局も更に下石が逢川から5200のアガリでリードを広げる。

東3局は伊藤がドラのを暗刻としてリーチ。

しかしここは七対子赤1の単騎のリーチに出た伊達が逢川から1発で8000のアガリを決める。逢川は苦しい立ち上がりとなった。

東4局は親の逢川が連荘の向けての親リーチを敢行。しかし3軒聴牌となり、ここは伊藤がアガリを決めた。

南1局、伊藤の親番をかわしたい場面の下石、しかしかわすにはあまりにも大きな追加点となる2000・4000に仕上げて大きくリードを取った。

トップ目下石がやや遠くなってしまった伊藤、ここは伊達の親連荘をかわして2着浮上を狙いに行く。

南3局は伊達と逢川の2軒リーチに

ここを制したのは逢川、伊達から8000のアガリを決めて伊藤が2着目となってオーラスを迎えた。

オーラスは伊達がアガれば着順浮上となるリーチに出るも伊藤がかわして2着を確保。序盤から大きなアガリで抜け出した下石が最初のトップを獲得した。

予選A卓第2試合は2月4日(日)22時より放送される。

大会概要

「麻雀オールスター Japanext CUP」は、2024年1月から毎週日曜日22時より1年間にわたって放送される。
出場選手は各麻雀プロ団体のタイトルホルダー、BEAST Japanextの選手などのトッププロ24名に8名の「ジョーカー」を加えた32名。
優勝者には、2023年現在、個人の麻雀対局では最高額となる300万円が贈られる。

麻雀オールスター Japanext CUP公式サイト

予選A組～H組に「ジョーカー」が1名ずつおり、残りの24名を抽選で振り分ける。「ジョーカー」は試合当日に発表される。

大会システム・ルール

予選から決勝まで、Mリーグルールで行われる。
【予選】A~H卓の8組に分かれて4半荘を戦い、各卓上位2名が二回戦に進出
【二回戦】4組に分かれて4半荘を戦い、各卓上位2名が準決勝に進出
【準決勝】2組に分かれて4半荘を戦い、各卓上位2名が決勝に進出
【決勝】準決勝から勝ち上がった4名で4半荘を戦い、合計ポイントによって優勝者が決定