夕刊フジ杯争奪 第9期 麻雀女王決定戦 個人戦決勝が4月22日、夏目坂スタジオで行われた。決勝は4回戦で行われたが、上野あいみ（日本プロ麻雀協会）が1回戦から3連勝で独走。そのまま逃げ切って優勝し、第9期麻雀女王に輝いた。

　前日の準決勝でA卓を首位で勝ち抜いた上野。1回戦は大崎初音（日本プロ麻雀協会）がリードする展開だったが、オーラスで満貫をツモって逆転。2回戦でも南1局でトップ目の大野彩乃（日本プロ麻雀連盟）からハネ満を直撃しトップ。3回戦も再び南3局で逆転。オーラスでさらに加点し、この時点で勝負をほぼ決めた。

　上野は5月10日に行われる女流モンド杯チャレンジマッチへの出場が決まった。女流モンド杯チャレンジマッチは第12回女流モンド杯の下位4名（黒沢咲・宮内こずえ・安田麻里菜・水瀬千尋）と、吾妻さおり女流桜花、大平亜季女流最高位、豊後葵女流雀王、上野あいみ麻雀女王の計8名による対戦で、上位2名が第13回女流モンド杯に出場できる。