「レジャー白書2022」麻雀人口450万人で前年比50万人増「観る雀」から入った層の増加が要因か

公益財団法人日本生産性本部による『レジャー白書 2021 余暇の現状と産業・市場の動向』が2022年10月31日に発売された。同白書は、国民のレジャー活動を需給両面から総合的に分析する唯一の出版物として1977年に創刊され、本書で通算46号目となる。

2021年の麻雀参加人口は450万人となり、2020年の400万人から50万人増加。市場規模（麻雀ゲーム料）は350億円（前年比9.4%増）となった。

Mリーグの視聴者数も年々増加しており、「観る雀」がまずは文化として根付き、そしてその層の方々が徐々に実際の麻雀をプレイし始めていることが数字に表れつつある傾向として感じられる。オンライン麻雀ゲームのプレイ人口は更に伸びていると考えられるだろう。

2023年に入り、麻雀店の活気も戻りつつある。「観る雀」の方々やオンライン麻雀愛好家が実際にリアル麻雀を楽しんでもらえるような環境になり、更に初心者が入店しやすい麻雀店が増え、麻雀人口が増加することを期待したい。