ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討 第43回

ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討とは
  • 『ネマタの第九期天鳳名人戦牌譜検討』は、麻雀研究家・ネマタさんが「第九期天鳳名人戦」で気になった局面を取り上げていくコラムです。
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第四節三回戦A卓

▼対局者
Ⓢ福地誠
Ⓟ小林剛
Ⓟ中嶋隼也
Ⓟ松ヶ瀬隆弥

牌譜はこちら

東1局

リャンメンなら出アガリ1300、シャンポンなら出アガリ5200、ツモ8000。通常ならリャンメンに取るところですが、上家の仕掛けが跳満以上確定となると流石にリャンメン残し。

が仕掛けの現物なので、降りた他家からの出アガリが期待しやすいというのもあります。

東2局

ツモかチーでテンパイ。ただしテンパイに取った場合はツモの変化も残ります。これだけならどちらかと言えばテンパイに取りそうですが…

何とをポンしてカン待ち。残り1枚のテンパイと聞くといかにも悪い手ですが、ツモかポンで役牌トイトイの7700になる1シャンテンに、でのみ手でアガれるオマケもついていると考えると悪くなさそうです。最初の牌図でテンパイを外したのも、以外にツモでもトイトイ変化があることを踏まえてのうえかもしれません。

この3フーロで他家が降りればしめたものですが、ドラアンコの下家が降りずに満貫放銃。あまりアガリやすくならない仕掛けは、他家が仕掛けにどう対応してくるかによっても判断が変わりそうです。

東3局0本場

を切っていますがフリテンを含めなくても良形テンパイが残りやすいのはソーズ残し。メンタンピンドラでも満貫に届くので、678三色よりはツモでリャンメンテンパイが残るよう打。メンゼンでテンパイしやすく打点十分なら手役より速度重視。ただし速度重視と言っても、単純な受け入れ枚数ではなく良形でテンパイする枚数重視。手作りの基本です。

しかし対門に先行リーチが入り、追いついて一発目に切った牌で跳満放銃。最善の手順を選んだからこそ、最悪の結果になることもよくあるのが麻雀。割り切って次局以降に備えるようにしたいものです。

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