そこから1周、攻めっ気を切らさない村上の親番、下家の鈴木の手が山へと伸びなかったのは8巡めのを見てのもの。 　ドラ 順位点を入れてすでに村上が4.9ポイント上に立っているこの場面で、打点を考えればメンゼンで進めたい手であることは間違いないのだが、鈴木の手を止めたのはいったいなんだったのか。長年培った強者としての勝負勘ではなかったか。 　ぐっと、こらえてしまった鈴木、村上は次巡を引き入れてのピンフのみをすぐに出アガり。これが5本場まで積み上げる、長い村上タイムの始まりとなった。 続く2本場、「アンパ――ンチッ！！」（※実際には「ロン」と発声しています） 　ロン　ドラ で、ダメ押し、南4局の親番ですがる鈴木をかわして、一戦の幕を引いた。 　花相撲とはいえ、トッププレイヤーの技術とプライドを経験した中野選手は最高位戦のC1リーグに在籍、成績管理などの裏方仕事も積極的にこなし、この観戦記のもとにもなる牌譜の整理もかってでた。 「上手相手に力を出せなくて、もっとへこむかと思っていたけど、想像以上に負けた口惜しさがわいてきました。もっと強くなりたいというやる気を、思い出させてもらった良い経験になりました」 　キラ星のようなスタープレイヤーも一度は下位リーグを通って、そこに輝く。 　中野君が、そうなれるかどうかは私にはわからない。 　けれど、一人でも多く強いマージャン打ちを見たいじゃないか。 （おしまい） 文責・村田光陽（101競技連盟） 1990年、11期順位戦から101競技連盟に所属。 2011年の32期は12回目のA級選手をつとめる。 日本麻雀最高位戦には1992年から2003年の12年間所属、うち6期はAリーグ選手だった。 闘牌原作、麻雀コラムなどの仕事もこなし、西原理恵子さんの『まあじゃんほうろうき』、片山まさゆきさんの『素人伝説』などで、漫画俳優として活躍（？）した経歴も持つ。

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ま～じゃん Question 渋谷店のオープンに先駆けて8月28日に行われた「チャンスを掴め!!ドリームCUP!!」 RMUの多井隆晴プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会の村上淳プロ、日本プロ麻雀協会の鈴木たろうプロという現タイトルホルダー三人に加え、プロ選抜のワンデートーナメントで優勝した最高位戦の中野慎也プロの4名が対局。 村上プロが優勝、2位が鈴木プロ、3位中野プロ、4位多井プロだった。 ◆ま～じゃん Question(クエスチョン) 渋谷店 住所：東京都渋谷区道玄坂2-29-18 才藤第2ビル7F 電話番号：03-6809-0982 営業時間：オープン～ラスト 定休日：年中無休 卓数：6卓 9月7日にオープンした「ま～じゃん Question(クエスチョン) 渋谷店」 オーソドックスルールで遊べるアットホームで明るいお店で、称号がオリジナルのレーティングシステム完全導入。 店長の坂井秀隆プロを中心に一人でも多くのお客様にとって「最高な麻雀店」を目指している。 ◆麻雀王国クーポン情報◆ セット3時間以上利用の方は1000円割引き フリー初来店のお客様には2000GのキャッシュバックTICKETをプレゼント!!! 詳細は「麻雀王国 雀荘検索」から。 パソコンからご覧の方はこちら モバイルからご覧の方はこちら

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