麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン41日目の対局が12月15日(火)に開催された。
第1試合
第1試合は丸山、和久津、勝又、白鳥の対戦。
東1局、丸山がドラドラのバックをツモって2000オールで先制。
その後の1本場は丸山が高め跳満のシャンポン聴牌を入れるも勝又が勝負リーチをツモって1000・2000のアガリを決めた。
東2局は勝又が3巡目満貫両面聴牌をダマテン。白鳥からのアガリを決めてトップ目に立った。
東4局には勝又が高め三色のダマテン。すぐに高めをツモって3000・6000のアガリで大きくリードを広げた。
南1局1本場、南2局は和久津が仕掛けてアガリを決めて2着目に浮上した。
南4局1本場の最終局では白鳥が仕掛けて満貫聴牌。親で連荘したかった和久津からのアガリを決めて逆転2着となった。トップは序盤でリードを広げた勝又が悠々と逃げ切った。
第1試合結果
1位 勝又(風林火山)+62.3
2位 白鳥(ABEMAS)+1.2
3位 丸山(ドリブンズ)▲19.3
4位 和久津(フェニックス)▲44.2
第2試合
第2試合はたろう、茅森、勝又、日向が出場。勝又のみ連続出場、他3チームメンバーチェンジとなった。
東1局は日向が役牌ポンの1000点の聴牌を取らずに暗刻にしてリーチ。茅森から一発で5200のアガリを決める。
東2、東3では先ほど放銃にまわった茅森が2600、1300・2600と連続アガリで盛り返す。
接戦のまま南入となったが、ラス目の勝又がトップ目の日向から8000のアガリを決めてトップとラスがそのまま入れ替わる。
南2局でもダマテンで5800のアガリを決めて冷静に加点に成功。
南2局2本場では3軒聴牌を茅森が制して日向から8000のアガリで勝又に詰め寄った。
南3局はたろうが仕掛けて2900のアガリで連荘。上位3者が接戦の様相となった。
しかしその後の1本場、茅森が脅威的なツモで門前清一色の3面張聴牌。たろうからダマテンで16000のアガリで一気にリードを得た。
南4局では日向が細かく連荘して3着目までは浮上したが、2本場で茅森がアガリを決めて決着。苦しいチームに大きな1勝を持ち帰った。
第2試合結果
1位 茅森(フェニックス)+67.1
2位 勝又(風林火山)+8.2
3位 日向(ABEMAS)▲23.2
4位 たろう(ドリブンズ)▲52.1
12月15日トータル結果
風林火山(勝又1着・勝又2着)+70.5
フェニックス(和久津4着・茅森1着)+22.9
ABEMAS(白鳥2着・日向3着)▲22.0
ドリブンズ(丸山3着・たろう4着)▲71.4
風林火山が更に万全の首位街道となった。フェニックスは和久津の4着で▲400ポイントを一時は越えたが茅森のトップで本日プラスにまとめた。