土田の麻雀道土田の麻雀道 134.「今」ではなく「未来」をみる オーラスを迎えたときに、今ではなく未来を見ることがどの着順に位置していても、特にラス目にいるときには意識すべきことです。未来の自分がどういう打ち手でありたいのかをよく考えてみてください。 ラス目で、跳満をツモるか、満貫が3番手に直撃すれば3番手に上がれるという状況です。6巡目、7巡目にこの手牌になっていて、リーチが...
土田の麻雀道土田の麻雀道 133.投了の意識を強くもつ 麻雀にも投了はあります。特にオーラスやラス前でラス目にいるときに、このゲームは投了だと考えることはとても良いことです。しかし、投了するにしても、相手3人に有利、不利になるような打牌を極力慎まなければいけません。投了したら、放銃しないように共通安全牌を3、4枚抱えている状況が好ましいです。その準備は7巡目から始まります...
土田の麻雀道土田の麻雀道 132.仕掛けは1フーロまで オーラスでラス目になっているとき、いろいろな条件が付いて、逆転ができるというケースはたくさんあります。そんなときに、その条件に見合うであろう仕掛けを入れるというのは戦術的にはあっておかしくありませんが、ラス目の仕掛けは1フーロまでと心がけましょう。動くということは、相手に風を吹き込むということにもなりかねません。でき...
土田の麻雀道土田の麻雀道 131.親番で足掻かない 4巡目でこの手牌になったところにが出てきました。をポンして、まずはシャンテン数を減らそうと考える人が多いのではないでしょうか。麻雀道では、一鳴きも二鳴きもしないで、安全牌としてを使っていくということが、親番、オーラス、ラス目という悪条件がそろった中、大事なテーマになってきます。みっともない姿をオーラスでさらけださない...
土田の麻雀道土田の麻雀道 130.放銃しないことを第一義に オーラスでラス目のときに、9巡目に差しかかって手牌がリャンシャンテンのときは放銃しないことを第一に考えてください。自分の手牌への見切りをつけていくというのも麻雀道の道です。 ドラはです。9巡目に場に2枚出ているをツモりました。ここでは甘い考えを捨てを切り、次に何か安全牌を引いてきたらやを切り、共通安全牌を増やしてい...
土田の麻雀道土田の麻雀道 129.常に下家への配慮を オーラスでラス目にいるときには、その打ち手の麻雀能力が試される局面とも言えます。下家の河をよく見て、チーされるような牌は切らないという選択が、品格のある麻雀道を歩く打ち手の目指す姿です。特にオーラスは順位争いの激しい局面ですから、自分が浮上するよりも、相手3人の順位争いに著しい影響を与えるような打牌は避けることが大事...
土田の麻雀道土田の麻雀道 128.字牌をポンされないように オーラスでラス目では、不要と判断して切った字牌をポンされやすいです。特にトップ目の風牌を安易に切ってはいけません。鳴かれるかもしれないと思って切るのか、鳴かせないように打つのか、麻雀道においては、ポンされないように構えることが大事です。ラス目の打牌によって勝負の決着が早まるということはできる限り避けるように考えましょ...
土田の麻雀道土田の麻雀道 127.3巡目までに攻守の決断を ラス目でオーラスを迎えた場合、第1に考えなければいけないことは、自分が攻めていっていいのかどうかということです。麻雀道においては、「相手あっての自分」が大きな基本ですので、ラス目はラス目らしくゲームを閉じるという考え方が主流です。基本的にはオーラスでは受けていきます。そして、その判断は3巡目までにしておきます。 2...
土田の麻雀道土田の麻雀道 126.着順を上げようとしない オーラス、ラス目の心得として、着順を上げようとしないという麻雀道があります。麻雀道では、客観的で冷静な、希望的観測を抜きにした判断が求められます。 オーラスの西家で、3番手と6000点差、2番手とは1万4000点差です。ドラがで、8巡目のリャンシャンテンです。ここにを引いてきました。冷静に考えれば、8巡目で愚形のリ...
土田の麻雀道土田の麻雀道 125.和了欲をもたない オーラスでラス目に置かれているときに気を付けなければいけないことは、自然に出ていく牌がチー・ポンされて和了られてしまうことです。麻雀道を歩くわれわれは、オーラス、ラス目に置かれたら、なるべく自分の打牌に声がかからないようにしていく、つまりラスを受け入れなければいけません。 オーラスのラス目で、3番手と7000点差で...