麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン27日目の対局が11月19日(木)に開催された。
第1試合
第1試合は園田、瀬戸熊、白鳥、茅森の対戦。
東3局 親の茅森高めタンヤオの平和をリーチ。瀬戸熊からアガって裏裏で12000のアガリを決める。
東3局1本場では園田が後手から進行したが、ドラを重ね応戦して白鳥から8000のアガリを決める。
東4局では白鳥がダブ東仕掛けの赤赤聴牌、更に瀬戸熊のリーチが入ったところから、茅森がの3副露を仕掛けて応戦。果敢に3900をアガってトップ目から更にリードを広げた。
南1局には園田が白鳥のリーチに仕掛けて応戦。8000のアガリで茅森との点差を縮める。
南2局には瀬戸熊が白鳥との2軒リーチを制して2000・4000で3着目に浮上する。
南4局1本場は親の白鳥と瀬戸熊の2軒リーチ。白鳥が高めの一気通貫でツモって4000オールで3着目に浮上した。
南4局2本場は茅森がシャンポン待ちを即リーチ、園田からアガって決着。今シーズン2勝目を飾った。
第1試合結果
1位 茅森(フェニックス)+60.1
2位 園田(ドリブンズ)+9.0
3位 白鳥(ABEMAS)▲18.0
4位 瀬戸熊(雷電)▲51.1
第2試合
第2試合は村上、萩原、松本、和久津が出場。
東1局に萩原がツモのみのアガリで難所を凌ぐも、東2局に松本が2000・4000のアガリで一歩リード。
そして東3局の親番では平和赤1のリーチ。萩原からアガって裏ドラを乗せて12000のアガリでリードを広げた。
更に東4局2本場では赤赤のリーチをツモって2000・4000。リードを盤石のものとした。
南場は和久津と村上の熾烈な2着争い。南1局は和久津が1300・2600のアガリで村上をかわす。
南2局には親の萩原がタンヤオで仕掛けて12000の聴牌。しかし村上がダマテンで萩原から8000のアガリを決めて2着目に再浮上した。
その後聴牌料で和久津が村上を100点差で逆転してオーラスを迎えたが、最終局は村上がダマテンでアガリを決めて2着を確保して決着となった。松本は3度の効果的なアガリで悠々とトップ。個人連勝を飾った。
第2試合結果
1位 松本(ABEMAS)+70.9
2位 村上(ドリブンズ)+9.3
3位 和久津(フェニックス)▲19.2
4位 萩原(雷電)▲61.0
11月19日トータル結果
ABEMAS+52.9
フェニックス+40.9
ドリブンズ+18.3
雷電▲112.1
雷電は苦しい連続4着となり最下位に沈んだ。フェニックスは7位に浮上。ABEMASはプラスを3桁とし、上位2チームとのポイント差を縮めた。