AMOSシリーズの最新卓「AMOS REXX(アモス レックス)」が大洋技研株式会社より発売された。
12月11日には関係者向けの内覧会を実施。その注目の新機能についてレポートする。
まず眼を引いたのは鮮やかなスカイブルーの卓だ。
前作、AMOS ULTIMA(アモス アルティマ)の後継機とあってデザインは大きく変わらないが、今まで麻雀卓ではあまり見かけない色だけに人気が出そうだ。
色はスカイブルー、グレー、レッドの3種がある。
アルティマを使用するプレイヤーから要望があった細かい機能が改善されている。
■ルーレット式サイコロBOXに変更
従来のサイコロBOXが無くなり、ルーレットを採用。ルーレットの停止後は、どこから配牌を取れば良いかをランプで表示してくれるアシスト機能が付いており、配牌の取り間違いを防ぐ。
※ただし、配牌・ドラだし機能を使用していない場合
■ドラのめくられる場所が「牌山の左から3番目で固定」に
アルティマはランダムにドラ表示牌がめくられていたため、親の第一ツモの取り間違い、王牌が2つの牌山にまたがるなどの問題があった。これを解消するために、必ずいずれかの牌山の左から3番目の牌がドラ表示牌となるように調整された。
■6枚切りに対応してサイコロBOX(ルーレット)の大きさを調整
アルティマは牌6枚を並べた時にそれより少し大きいサイズのサイコロBOXだったが、今回の調整で同じサイズになった。これによりキレイに6枚切りの捨て牌が可能になった。
■各席にUSBポートが追加!! 携帯電話が充電可能に!!
これまで雀荘で充電をする際は、スタッフに預けるケースが多かったが、セキュリティ面で不安があった。レックスでは4面すべての点棒ケースの左にUSBポートを追加。携帯を手元で充電しながらのプレイが可能になった。
■卓の高さを上げて、サイドテーブルが入るように
アルティマの場合、一部のサイドテーブルが卓の下に入らない高さのため、フロアのスペースを余分に取っていたが、今回の調整で卓の高さを上げた。地味な改良ではあるが、店舗にとっては嬉しい調整だ。
■内部システムをバージョンアップし、牌の撹拌率がアップ!!
これまでの機種で指摘されていた撹拌率も調整した。アルティマでは常に「下山→配牌→上山」という順番で積まれていたが、これを各卓で完全にランダムに積むようにシステムをバージョンアップ。撹拌率が大幅に向上した。
■成績をパソコンに送信し管理可能に!!
今回最も大きな機能が成績管理の追加だ。各プレイヤーの成績を無線LANでパソコンに転送することが可能だ。来店回数などによるポイント付与もできるので、お店のサービス向上に役立つだろう。レックスは「管理システムあり」「管理システム無し」の2バージョンがある。管理システム無しの卓は昨年12月17日に販売開始されており、管理システムありバージョンは後日発売予定となっている(発売日未定)
管理システムありの卓の場合、アクセスポイント、リーダーライター、カードを別途購入の必要がある。
製造元:大洋技研株式会社
東京営業所:東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル617号 TEL:03-3519-5522