麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン2日目の対局が10月8日(木)に開催された。
第1試合
第1試合は園田、茅森、滝沢、前原の対戦。
序盤は滝沢と茅森が次々にアガリを決め、二人がリードする展開で南場に突入した。
南1局の親番で茅森が連続で大きなアガリを決める。まずは前原との2軒リーチを制して12000のアガリ。
その後の1本場にはリーチ・ツモ・タンヤオ・平和・赤・裏の6000オールを決めて一気にリードを広げた。
その後の2本場は滝沢がホンイツのアガリを決めて食い止めたが、南2局は園田が一発ツモの3000・6000で滝沢との差を縮めにかかる。
オーラスは親の園田が粘って差を詰めたが、滝沢の仕掛けに茅森が差し込み終局。茅森が大きなトップを決めた。
第1試合結果
1位 茅森(フェニックス)+72.0
2位 滝沢(風林火山)+12.4
3位 園田(ドリブンズ)▲13.6
4位 前原(麻雀格闘倶楽部)▲70.8
第2試合
第2試合は丸山、魚谷、亜樹、寿人が出場。亜樹のみ今季2試合目の出場となった。丸山はチーム4試合目にして早くも初陣となった。
この試合は序盤、寿人以外の3者が次々とアガリを決めた。まずは東1局2本場に魚谷が寿人から8000のアガリ。
その直後に亜樹が僅か4巡目でホンイツ・七対子の聴牌。またも寿人が飛び込み8000。寿人はわずか2局で一気に16000点の失点という厳しい状況に追い込まれた。
そして東3局にはカンチャンリーチに踏み切った丸山がツモって裏1の2000・4000。トップ目に浮上した。
全者に満貫のアガリがあり、しかもそのうち2局で放銃に回った寿人。厳しい半荘になったが南場の親番で逆襲に出る。
南2局1本場には魚谷のリーチに追いかけて一発ツモの4000オール。
引き続き2本場では2600オールのアガリで一気に2着目まで浮上した。
その後の3本場では4着目となった亜樹が3000・6000、なんとこのアガリで一気にトップ目に立った。
やや置いて行かれた魚谷だったが、最後の親番で丸山から12000をアガり上位に近づく。
大混戦となった最終局を制したのは寿人。カンチャンリーチをツモって大逆転トップを獲得した。
第2試合結果
1位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+50.5
2位 亜樹(風林火山)+9.8
3位 魚谷(フェニックス)▲15.1
4位 丸山(ドリブンズ)▲45.2
10月8日トータル結果
フェニックス+56.9
風林火山+22.2
麻雀格闘倶楽部▲20.3
ドリブンズ̟▲58.5
フェニックスは茅森の大きなトップを活かして3位に浮上。風林火山は4連続連対で首位に浮上した。