麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン51日目の対局が1月4日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は園田、白鳥、内川、高宮の対戦。
東1、東2は内川が細かくアガリを決めたが、東2局1本場で白鳥が内川との2軒リーチを制して1300・2600でトップ目に浮上する。
東3局に親番を迎えた高宮は1000オールのアガリの後の1本場で一気通貫ドラ1の7700を園田からアガりトップ目に浮上。
しかしその後の2本場で内川がカンの即リーチを打たずに柔軟に対応して2000・4000のアガリを決めて再びトップ目に。
東4局は高宮が内川から6400。熾烈なトップ争いのまま南入。
南2局1本場 親の内川が柔軟なトイトイ進行で2600オールのアガリで一歩抜け出した。
そして南3局に内川が1300・2600のアガリで高宮のオーラス逆転条件は跳満ツモとなった。
オーラスは高宮が高めタンヤオのドラ赤の平和リーチ。跳満ツモチャンスの聴牌にたどり着いたが、園田から一発でのアガリで12000。出あがりなのでトップ逆転までは至らず、内川の逃げ切りトップとなった。
第1試合結果
1位 内川(サクラナイツ)+65.2
2位 高宮(麻雀格闘倶楽部)+22.7
3位 白鳥(ABEMAS)▲19.2
4位 園田(ドリブンズ)▲68.7
第2試合
第2試合は村上、松本、堀、藤崎が出場。
東1局は積極的に仕掛けた松本が堀からホンイツの8000をアガって先手を取る。
8000放銃にまわった堀だが、東2局に先制リーチで2000・4000のアガリを決めて取り返す。
東3局には松本が三面張リーチ。ツモって裏1の2000・4000で一歩抜け出した。
南2局は3人競りの2着争いの中、親の藤崎が序盤のダマテンで村上から7700のアガリを決める。
その後の1本場では松本が先制リーチ。親の藤崎の追いかけを受けるも同巡でツモって2000・4000。優位な立場となって局を進めた。
南3局は苦しい状況となっていた村上が先制リーチ。イーシャンテンだった親の堀が一発で掴み8000のアガリで3着目が逆転となった。
南4局には松本が4000オールで更なる加点。
その後の1本場が子方の3者に聴牌が入るも村上が3着確定のアガリ。なんとか連続4着を回避する結果となった。
第2試合結果
1位 松本(ABEMAS)+78.5
2位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)+0.9
3位 村上(ドリブンズ)▲20.3
4位 堀(サクラナイツ)▲59.1
1月4日トータル結果
ABEMAS(白鳥3着・松本1着)+59.3
麻雀格闘倶楽部(高宮2着・藤崎2着)+23.6
サクラナイツ(内川1着・堀4着)+6.1
ドリブンズ(園田4着・村上3着)▲89.0
ABEMASが風林火山との差を縮めた。ドリブンズは苦しみ7位Piratesとの差が僅差に。また今シーズンもこの2チームのセミファイナル進出争いとなってしまうのだろうか。