麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン76日目の対局が2月16日(火)に開催された。
第1試合
第1試合は沢崎、石橋、日向、茅森の対戦。
東1局は石橋が日向と茅森のリーチを受けながらも仕掛けたタンヤオドラ1の2000点をアガリきる。
東2局は沢崎が門前でタンヤオ三色赤をツモって2000・4000で一歩リードを得る。
東4局2本場は茅森が沢崎から3900のアガリで全体の点差が縮まって南場に突入。
南1局では茅森が早いリーチで石橋から8000をアガって石橋は4着目に陥落。
しかし石橋は南3局の親番で先制リーチ。聴牌していた茅森に圧力をかけさせ降ろすことに成功。最終手番で4000オールのアガリを決めて一気にトップ目に浮上。
その後の1本場でも南待ちの後付けの仕掛けで日向から12000のアガリを決めて抜け出した。
南4局1本場は石橋あっというまのタンヤオ聴牌をアガリきり決着。チームの苦しい場面で久々の勝利を飾った。
第1試合結果
1位 石橋(Pirates)+63.1
2位 沢崎(サクラナイツ)+3.4
3位 茅森(フェニックス)▲22.0
4位 日向(ABEMAS)▲44.5
第2試合
第2試合は内川、小林、松本、魚谷が出場。
東場は細かい攻防が続き、内川が26300点持ちでのトップ目で南入。
南1局は松本がドラドラの先制リーチ。2000・4000のアガリで一歩リードを得る。
南2局では三面張の聴牌を堅実にダマテン。内川から7700のアガリを決めて加点に成功した。
更に1本場ではドラを暗刻としてリーチ。魚谷から12000の加点に成功した。
その後の2本場では魚谷が松本との2軒リーチを制して3000・6000で2着目に浮上。
南3局1本場では小林が先制リーチをツモって2000・4000で2着目に浮上してオーラスを迎えた。
南4局では魚谷が一局連荘に成功後、1本場で4000オールを決めて僅かながらトップ目に浮上した。
南4局2本場では魚谷が更に加点を目指したリーチに出たが、仕掛けて聴牌の松本が押し切り2000・4000。松本が再度逆転を決めてトップを勝ち取った。
第2試合結果
1位 松本(ABEMAS)+66.4
2位 魚谷(フェニックス)+12.3
3位 小林(Pirates)▲19.7
4位 内川(サクラナイツ)▲59.0
2月16日トータル結果
Pirates(石橋1着・小林3着)+43.4
ABEMAS(日向4着・松本1着)+21.9
フェニックス(茅森3着・魚谷2着)▲9.7
サクラナイツ(沢崎2着・内川4着)▲55.6
今シーズン僅か1勝と苦戦が続いていた石橋がようやく2勝目。小林もなんとかラスを回避してPiratesがフェニックスとのポイント差を縮めた。6位から8位は僅差、4位までもまだまだ油断のできない戦いが続く。