麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン31日目の対局が11月26日(木)に開催された。
第1試合
第1試合は滝沢、瑞原、松本、近藤の対戦。
東2局1本場には松本の先制リーチに瑞原が終盤に入れた聴牌を松本から河底でのアガリで一歩リード。
その次局の親番を迎えた瑞原はドラ3赤での両面リーチ。リーチ時は山4だったが惜しくもツモれず流局となった。
その後は近藤が松本のリーチを受けながらもホンイツの2000・4000を決めてトップ目に浮上。
その後の親番では滝沢から12000のアガリを決めて一気にリードを広げた。
その後の1本場では松本が高め一盃口の平和赤1のリーチ。高めをツモって裏1の3000・6000で2着目に浮上。ここ最近の追い風を感じさせるアガリとなった。
南2局1本場では、松本の親番を近藤が平和、一気通貫・赤の8000で滝沢からアガり更に加点に成功。
最終局は瑞原がアガれば2着に浮上する三色リーチ。親の近藤も仕掛けて12000の聴牌を入れるも仕掛けた滝沢がアガリきって決着。着順はそのままで近藤が1か月以上ぶりの3勝目を獲得した。
第1試合結果
1位 近藤(フェニックス)+67.6
2位 松本(ABEMAS)+8.6
3位 瑞原(Pirates)▲16.6
4位 滝沢(風林火山)▲59.6
第2試合
第2試合は亜樹、朝倉、多井、近藤が出場。近藤は連続出場となった。
東1局、親の朝倉がいきなりダブルリーチ。中盤に近藤が追いかけるもこの局は流局に。
その後の1本場には亜樹がホンイツに仕上げて2000・4000で供託も回収して一歩リード。
その後は大きなアガリが出ないまま南入。南1局1本場には4着目の近藤が先制リーチ。親の朝倉からアガって3着目に浮上。
南2局にはトップ目の亜樹が七対子ドラドラのリーチ。ツモって裏裏の4000・8000に仕上げて大きくリードを広げた。
南3局は朝倉と近藤の2軒リーチにトップ目親の亜樹がドラの嵌張待ちで果敢に追いかけ立直。しかし近藤が亜樹から8000のアガリで全体の点差が縮まった。
その後はオーラス親番の多井が2900、3900のアガリで親番をつなぎ、その後の2本場で遂に大物手を入れて6000オール。一気に大逆転を決めた。
第2試合結果
1位 多井(ABEMAS)+71.6
2位 亜樹(風林火山)+14.1
3位 近藤(フェニックス)▲28.6
4位 朝倉(Pirates)▲57.1
11月26日トータル結果
ABEMAS +80.2
フェニックス +39.0
風林火山▲45.5
Pirates▲73.7
ABEMASが遂に首位浮上。Piratesはスコアとしては苦しみ7位に陥落となったがメンタル面での状態は向上しており今後に期待が持てる。風林火山はここ数日停滞しており、まだ上位とは言えそろそろ気を引きしめていきたい場面となった。