麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン56日目の対局が1月12日(火)に開催された。
第1試合
第1試合はたろう、瑞原、寿人、近藤の対戦。
東1局は寿人とたろうの2軒リーチ。たろうが近藤から8000のアガリで一歩リード。
東2局には親の近藤が平和のリーチを一発ツモ。裏ドラも乗せて4000オールで失点を取り返す。
1本場でも連荘した近藤はその後の2本場で、赤3ドラ1の三色聴牌で寿人のリーチを受けて追いかけ立直。寿人からダブでのアガリを決めてリーチ・一発・ダブ東・三色・赤3・ドラ1の10翻の24000で一気にリードを広げた。
その後の4本場では近藤が寿人の先制リーチにリーチのみで追いかけ立直。なんと一発ツモ裏3の6000オールで持ち点は8万点をこえた。
東4局にはたろうが役無しのダマテンをツモった所からアガらず高め3色のフリテンリーチに出た。安めツモとなったものの2000オールで連荘となった。
箱下27300点まで沈んでしまった寿人だが、南1ky国3本場に近藤から12000のアガリで反撃開始。
南3局1本場でも寿人が瑞原のリーチに追いかけて12000のアガリで地上に復帰。
その後の2本場ではドラ暗刻の手牌で仕掛けて寿人が聴牌。4枚目のドラを大明槓して更にポンしているを加槓。するとがモロ乗りとなり、ラス牌のツモ。ドラ9の8000オールで一気に2着目まで浮上した。
寿人はオーラスも仕掛けて2000・4000のアガリで持ち点を3万点まで戻してゲームを終えた。6位争いとなっているドリブンズ、Piratesの争いはわずか100点差でドリブンズ・たろうが3着となった。
第1試合結果
1位 近藤(フェニックス)+73.6
2位 寿人(麻雀格闘倶楽部)+14.5
3位 たろう(ドリブンズ)▲34.0
4位 瑞原(Pirates)▲54.1
第2試合
第2試合は園田、小林、藤崎、茅森が出場。
東1局は小林が園田から3900のアガリで一歩リード。
その後園田が2局連続でアガリを決めてトップ目に浮上。
その後の2本場では藤崎が1000・2000のアガリでトップ目に浮上。しかし接戦の様相は続いた。
東4局は園田との仕掛け合戦を小林が制して1000・2000。均衡状態のまま南入。
南2局1本場では茅森が先制リーチ。ダマテンを入れていた小林から8000のアガリでトップ逆転となった。
南3局では園田と小林の2軒リーチが入るも茅森が園田から8000のアガリで更に加点してオーラスを迎える。
南4局は小林が2着浮上を目指したリーチに出るも仕掛けた藤崎に2000点放銃。リーチ棒込みで小林は4着落ちとなり、昨シーズンから続いたレギュラーシーズンラス無し記録は27試合で途絶えることとなった。トップは茅森。フェニックスにとっては大きなチーム3連勝となった。
第2試合結果
1位 茅森(フェニックス)+59.6
2位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)+9.1
3位 園田(ドリブンズ)▲23.9
4位 小林(Pirates)▲44.8
1月12日トータル結果
フェニックス(近藤1着・茅森1着)+133.2
麻雀格闘倶楽部(寿人2着・藤崎2着)+23.6
ドリブンズ(たろう3着・園田3着)▲57.9
Pirates(瑞原4着・小林4着)▲98.9
フェニックスが近藤、茅森と連勝、Piratesが連続4着で7位が逆転となった。ドリブンズは本日の結果次第では3位まで見える位置だったが一歩後退となった。