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ネマタの手組の達人 第19回

ネマタの手組の達人 第19回

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今回の手牌をパターン分けすると、「23222」。浮き牌の無い2シャンテンです。ターツ+フォロー牌の「2+1枚」をどのように固定するかがポイントですが、今回はがアタマ候補になるので、テンパイ時に良形が残りやすいように良形固定の打か打が候補に上がります。以前同様の問題が出題された時は、を使い切るために打とされることが多かったそうです。確かにを使い切ることを前提にすれば、は残り2枚、は残り1枚なので、赤を使える受け入れ枚数は打の方が多くなります。

しかし、これまで通り受け入れを比較する際はまず共通の受けに着目。を引いて不用牌を切った1シャンテンを比較してみます。

567三色になる受け入れ枚数で前者が勝るので、実は打点面でも打が有利です。

としてツモは一見が浮いてしまいますが、打からを使う変化が残ります。そこで更にを引いたとしてもを切ってテンパイではなく、打としてテンパイを外すことが可能です。そこからをツモっても打か打とすればのフリテンが残りません。よって、打としてをツモったとしても、メリットでこそあれデメリットには全くならないのです。

今回の問題はにして、が浮くうえに567三色が消える受けを拒否して打を選ぶ人を増やすことも考えました。

しかしそうすると得点期待値(ツモアガリ確率計算機)ベースで考えた場合、ツモの良形、あるいはツモからのコーツ、トイツ手変化まで踏まえると僅かながら打に分があるという結論になったので、を赤ドラ扱いとせずに出題しました。

「安めを拒否して打」とするのは、財布の中身の金額がどちらが多いかを当てるゲームで、「一万円札が多く、小銭も入っている」財布を差し置いて、「お札の枚数だけが多く、小銭が一枚も入ってない」財布を選んでしまうようなもの。確かに小銭が全く入っていない方が、何となくお金持ちの財布に見えてしまうものですが、ケチな点棒も拾うに越したことがないのが麻雀。安めを受け入れた先にこそ見える高めもあるのですから、「安め、悪形拒否」ではなく、「高め、良形優先」と考えるように心がけましょう。

手組の達人第20回

東1局東家6巡目 ドラ

この記事のライター

ネマタ
浄土真宗本願寺派の僧侶。麻雀戦術サイト「現代麻雀技術論」の著者。
同サイトは日本麻雀ブログ大賞2009で1位に。
1984年佐賀県生まれ。
東京大学文学部中退。

著書:「勝つための現代麻雀技術論」「もっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編

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