土田の麻雀道土田の麻雀道 14.推牌(トイパイの励行) 推牌とは山を前に出す行為です。推牌を励行しましょうと言われます。特に品格ある打ち手を目指す方は覚えておきましょう。山が減ってくると、取りづらくなる人がでてきます。そうなる前に出してあげましょう。つい手牌に夢中になってしまうと、忘れてしまう方が多いですが、相手への気遣いは麻雀道の基本中の基本です。推牌の励行を忘れないで...
土田の麻雀道土田の麻雀道 13.美しい摸打(モウター) 摸打、ツモってきて切る、この単純な作業を美しくすることを心がけることによって、麻雀道が磨かれていくと考えております。美しいツモは、力を入れずに、すっと引いてすっと入れる感じで柔らかく無駄のない動作です。盲牌をしたり、気合いを入れたツモはあまり美しくありません。どうしても盲牌をしたい人は、ちょっと触るぐらいにとどめてく...
土田の麻雀道土田の麻雀道 12.年長者への敬いと配慮 年長者への敬いと配慮というのは、麻雀に限らず、どんなところでも欠かせない心の置き方です。麻雀というゲームは、勝ち負けを競ってしまう部分がある関係で、少し敬意を忘れてしまうことがあるのではないでしょうか。 例えば、場所を決めるとき、年長者の方に場所決めのサイコロを振ってもらことで、自分より先に生まれてきた方たちに対す...
土田の麻雀道土田の麻雀道 11.礼に始まり礼に終わる 麻雀道において対局姿勢というのは、とても大事な分野です。勝ち負けや麻雀の内容ではなく、対局姿勢で勝ち続けてください。 その第一歩が礼です。どんな競技でもそうですが、礼に始まり礼に終わります。本来は、自分が遊ぶ場所、勉強する場所、麻雀する場所など、そのエリアに入った時にまず軽く会釈して入るぐらいの礼節をわきまえること...
土田の麻雀道土田の麻雀道 10.目先の利に走らない 麻雀を打っていると、いろいろな欲が出てきます。和了りたい、高い手を和了りたい、親で連荘したい、トップを取りたい、ラスを引きたくないといった欲が自分の心の中でうごめきながら麻雀を打っていると思います。 ラス前もしくはオーラスでトップ目とします。とが入れば三色になる手です。これをかが出てきたらポンして、のテンパイに取る...
土田の麻雀道土田の麻雀道 9.覇道・邪道は棄て王道をいく 覇道、邪道、そして王道があります。覇道の麻雀は、勝つためにどんなことでもします。被害を受けないためにいろいろな技術を駆使しながら失点を防いでいったり、相手から点数を掠め取るような和了を考えます。邪道の麻雀は、勝ち負けに関係なく、感情的な行為や相手の心をかき乱す行為をします。王道の麻雀は、オーソドックスに、ストレートに...
土田の麻雀道土田の麻雀道 8.自然体 どんな競技でも自然体ということがよく言われますが、麻雀でいうところの自然体を一口で言うと、風を感じながら打つこと、風に逆らわないで打つことです。自分に追い風が吹いているのか、向かい風なのか、風が吹いていないのか。いわゆるツキの話と絡んでくる可能性が高いのですが、その風を感じながら、その風に見合った選択をしていくことが...
土田の麻雀道土田の麻雀道 7.アガるためには打たない 麻雀は、ゲームとして場を平たくすることに一番重きを置き、和了るためには打たないほうがいいと思います。場が偏るようなきっかけを自分が作ってはいけません。 ドラはです。東四局か南一局とします。トップ目の下家がをポンして、ピンズの一色で仕掛けています。はションパイです。こういう手のときこそ和了に向かわないようにします。場...
土田の麻雀道土田の麻雀道 6.手牌とともに自身を育てる 手牌を育てるということが麻雀の本質だと思います。手牌を育てる、自分の心を育てるということが大事です。しかし、今まで50万局ぐらい打ってきた経験から確かに言えることですが、目先の和了に目を奪われてしまうことは多いと思います。 親で、を引いてきました。普通はを切ると思いますが、を切ってもいいと思います。とで三色同順です...
土田の麻雀道土田の麻雀道 5.牌品高(パイピンカオ) 麻雀牌たちはあなたを見ています。自分が13枚の手牌を眺めているのではなく、牌に自分の心を見られているところに大きなポイントがあります。 麻雀の品格とは牌品高、パイピンカオです。これが麻雀道を極めていく上でとても重要な言葉です。品格のある打ち手を目指すには、牌に敬意を払う。河に敬意を払う。相手に敬意を払う。これを心得...