土田の麻雀道土田の麻雀道 4.潔い負け方 色気や悔しい気持ちを抑えて、潔い負け方をするということは、なかなかできるものではありません。負けているときは、情けない、みっともない打ち方をしていることが多くあります。負けを受け入れる、ラスや3着を引き受けるという考え方で、あがかないのが基本です。 オーラス、親の手牌です。テンパイや連荘、相手に警戒させることを考え...
土田の麻雀道土田の麻雀道 3.包容の精神 包容の精神は、麻雀道ではものすごく要求される、身につけたほうがいい考え方です。人間同士が卓を囲むので、その日その日で変わる心の動き、気分によって何が起きても不思議ではなく、相手が何をしても受け入れる自分でいましょう。何が起きても、相手に何か嫌な思いを抱くということはやめて、許していきましょう。皆さん自身も、相手に嫌な...
土田の麻雀道土田の麻雀道 2.敗者の美学 オーラスを迎えて、マイナス1万7000点ぐらいの北家とします。跳満をツモれば2着、満貫をツモれば3着になれます。2巡目でをツモり、次の手牌になりました。 ドラはです。5、6、7の三色、4、5、6の三色、どちらも狙えますし、赤もあるので満貫にはなりそうです。ここでやを切るのは、麻雀道に反する打ち方です。ラス目のときは...
土田の麻雀道土田の麻雀道 1.自己犠牲の精神 麻雀というゲームにも道という分野があります。麻雀との接し方や楽しみ方といった、勝ち負けとは違ったところに目線を置くことで、麻雀が深まります。まずは自己犠牲の精神が中心になります。相手を倒すという概念から外れることがいかに大切で、麻雀牌たちが歓迎してくれることかということを、改めて考えてください。 自己犠牲というのは...
土田のオカルト土田のオカルト 137.『麻雀はピンフに始まりピンフで終わる』 いつの時代もピンフは麻雀の基本中の基本です。「ピンフに始まりピンフに終わる」という格言もあります。 4巡目で、ドラがです。やが暗刻になっていいようにを切る人は多いかもしれませんが、この切りが実はピンフ作りを否定する一打になっています。ここはを打って、ダブついているリャンメン複合形をピンフの基本にのっとって先切りしま...
土田のオカルト土田のオカルト 136.人の下に牌はなく、人の上に牌が在る 自分が麻雀牌を動かしていると思ったら大間違いです。麻雀牌たちが人間を、心を動かしているのです。136枚の牌たちにいろいろなことを教わるという構えで麻雀をすることが大事です。強者の条件というのは、メンタルコントロールが利くこと、あるいはブレないで打ち抜くことができることです。136枚の牌たちを上に見ながら麻雀をしていれ...
土田のオカルト土田のオカルト 135.日常生活が大切 日常イコール麻雀という意識を持てば強くなれます。麻雀で大事なことと日常生活で大事なことというのは全くもって正比例します。時間の使い方、物事の見方、会話の仕方、食事の仕方、乗り物の乗り方、歩き方、返事の仕方、どれを取っても強くなれる要素です。そうした中で気付きが多くなると、いろいろな意味で感性も感覚も働く麻雀が打てるよ...
土田のオカルト土田のオカルト 134.強さには限界点がない 麻雀というのは、とめどなく上まで行けるゲームで、限界がありません。逆に言うと、常に自分は不十分であると思うことが大事です。とめどもなく、果てしなく、無限に成長できるゲームですから、絶対というものが見えてくるはずはありません。 人間というのは、潜在能力がとてつもなくあります。強さとは何かといつも自分に問いかけながら、...
土田のオカルト土田のオカルト 133.結果に一喜一憂しない 短期的な結果を気にしていたら強くなれません。強くなるためには、勝ち負けではなくて、内容が大切です。自分の弱さ、みにくさ、情けなさがその対局の中で多く出ていれば負けです。自分の考えていることを気持ちよく実践できたら、結果に結びつかなくても勝ちです。 いかに自分が自分でいられたか、精神的なものも含めて自分がやろうとして...
土田のオカルト土田のオカルト 132.感性を豊かにする方法 感性は、勘とは違います。勘というのはひらめきですが、感性というのは見た感じで何か違和感を覚えたり、美しさを感じたりすることです。絵的な感覚で牌を見ることが感性です。それを豊かにすればするほど強くなっていきます。 感性を豊かにする方法は、五つあります。自然に触れること、美術館に行くこと、写真展に行くこと、映画館へ行く...