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北海道から大阪まで16店舗が参戦!今年も開催「ノーレート雀荘対抗戦」アンバサダーの多井プロにインタビュー!

北海道から大阪まで16店舗が参戦!今年も開催「ノーレート雀荘対抗戦」アンバサダーの多井プロにインタビュー!

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2019年に第一回が開催された「ノーレート雀荘対抗戦」。大好評で幕を閉じた大会が2020年も開催されることになりました!

ノーレート雀荘対抗戦とは

「麻雀愛好家が安心して麻雀を楽しめる環境を広げていく」という理念の下、ノーレート雀荘が雌雄を決する大会。

株式会社ACE代表取締役の安藤さんが発起人となり、2019年6月29日「麻雀オクタゴン」にて第一回が開催された。

第一回の成功を受け、2020年は昨年の倍となる16の参加店舗を募り、決勝は放送対局、解説は多井プロと金プロ。前回よりパワーアップしての開催となる。

大会ポスターはウヒョ助/塚脇永久先生書きおろし

多井プロ、安藤さんにインタビュー

今回は昨年に引き続き大会アンバサダーを務める多井プロと、発起人でありRMU所属アスリートの安藤さんにお話を伺いました。

麻雀店が元気になるような取り組みに協力できることは本当にありがたい

──多井プロは昨年もアンバサダーを務められましたが、このお話を受けた当時、大会にどのような印象をお持ちでしたか?

多井「ノーレート雀荘対抗戦や、アマチュアの方が大会などの普及活動を行ってくださっていて、お話が来たときは本当にありがたい気持ちでした。草野球や少年野球があるからプロ野球が盛り上がるように、麻雀も一般の方が楽しんでくれて、麻雀を楽しむ場所である雀荘があるからMリーグがあるんです。だから雀荘が元気になるような大会に協力させて貰えることが嬉しいですね」

北海道から大阪まで昨年の倍の16店舗が参加

──第一回開催後の反響はいかがでしたか?

安藤「前回終了後に、参加者の方からは『楽しかった、ぜひまたやってほしい』というお声をたくさんいただいて、第二回が開催できることになりました。昨年は8店舗に参加いただいたんですが、実は他にも出場を希望を受けていたんですね。参加を締め切った後にも15店舗くらい問い合わせがありました。昨年は初めての開催ということで、規模を広げず、東京にある店舗だけで開催したのですが、今回は北海道から大阪まで16店舗に参加いただけることになりました」

放送卓では安心して打ってほしい

──多井プロは放送卓で解説もされるということですが、アマチュアの解説をする際に気を付けていることは何かありますか?

多井「気を付けている点は、いかに麻雀の楽しさを伝えられるか、ということですね。選手がどんな個性を持って、何を考えて、その一打を選択しているのかを、僕は楽しく視聴者に伝えることができたらと思っています。アマチュアでの解説については、選手以外のその人の家族や友達がどんな気持ちになるかまで考えますね。選手の麻雀と僕の解説を見て、また明日麻雀打ちたいと思えるような解説をすることを心掛けています。さらに今回は、選手がお店や地域を背負って出場しているので、特にその思いは強いです。僕は女子高校生の大会をはじめ、アマチュア解説の経験は多いので、安心して打ってほしいですね」

安藤「多井さんの解説を初めて聞いたのがRTDだったんですが、そのときすごく楽しいなって思ったんです。今回の解説もとても楽しみにしています」

プロとアマチュアの懸け橋になりたい

──アマチュアが活躍するシーンが多くなっていますが、アマチュアのレベルをどうお考えですか?

多井「麻雀のレベルに関しては、プロもアマもないと思います。ただ、麻雀プロとして活躍してきた人たちの中には、麻雀だけに心血を注いできた者もいて、その知識を書籍にしたり、外部に発信したりして麻雀の面白さや強くなるための方法を広く一般の人に伝えてきたという歴史もあります。そんな麻雀のことだけを考えて生きてきたプロと、アマチュアのめちゃくちゃ強い人同士がリスペクトしあって、技術を盗みあってほしいなと思います。僕はプロとアマの懸け橋になりたいんです」

多井「アマチュアの方に期待しているのは、五団体に入らずとも、麻雀プロを名乗り、YouTubeでもなんでもいいんですが本物の人気を得て、麻雀を広めてくれることですね。また、正直なところそんな人が今後アマチュアからしか出ない気もしています。僕が一番麻雀プロではその点一番自由なんですが、本当に自由なのはアマチュアの方ですから、楽しそうに、幸せそうに活動してくれる方が出てきてほしいなと思っています」

「プロ雀士」がこどもたちのあこがれの職業になるように

多井「この大会をはじめとして、多くの方が麻雀ができるようになり、いつか麻雀プロがこどもたちのあこがれの職業になってほしいと思っています。そのためには、麻雀だけでなくいろんなことをやっていきたいですね。タレントやユーチューバーのように、自分を楽しく見せる職業でありたいと思っています。だから僕は楽しく幸せそうに『麻雀プロやってます!』って言って、一般の方に認知される存在になりたいと思っています」

安藤「お酒、たばこのイメージ払拭もそうなんですが、その次は、どうすればこども、18歳未満の方がより多く麻雀に携われれるかを考える段階だと思っています」

多井「何事も流行を作るにはこどもと女性が必須なんです。この前のABEMASのイベントでも、こどもが7、80人くらい来て、みんなが僕のことを知っている。そんな時代が来ているんです。根底にあるお酒、たばこのようなイメージが払拭されつつあり、ノーレート雀荘が増えている現状で、次はこどもが気軽に麻雀ができる世界になればいいと思います」

多井プロ「イベンターの安藤さん自身が幸せになってほしいんだよ」

──参加費は1店舗2万円(参加者1名5千円)とかなり価格を抑えてらっしゃるなと感じていますが

安藤「昨年よりは参加費はいただいています、とはいえ正直なところ収支は赤字ですが……。また今回は、MリーグスポンサーUT・キャリアの川村会長から協賛もいただけることになっています」

▼Mリーグ2019スポンサー UT・キャリア川村代表(当時)インタビュー

多井「(収支報告を見ながら)うーん……。こういう大会をやってくれる人の負担が大きすぎると、次に手を挙げる人がいなくなっちゃうんだよね。安藤さんがあんまり疲弊しちゃうと幸せに見えなくなっちゃうし、そういう状態で続けて、協力してくれる人を見つけても、そんな赤字事業に協力して大丈夫なのかって、周りの人が言うかもしれないしさ。そうだ、夕刊フジにもチーム出してる美容室のlittle(リトル)ってわかる?あそこのオーナーにちょっと協賛してもらおうよ。今電話してみようか?」

電話をかける多井プロ。

多井「あ、もしもし?お願いがあるんだけどお金出してくれないかな?」

安藤「え!すごい唐突な…!」

多井「ノーレート雀荘対抗戦っていう大会があって、決勝の放送対局の枠にロゴつけたり、放送の時には僕が必ず名前だしたり、僕のYouTubeとTwitterでも宣伝するから…うん…うん…じゃあそういうことでよろしくー、はーい」

多井「決まりました」

安藤「ありがとうございます!」

多井「安藤さんみたいなイベンターがまず幸せにならないといけないから、ぜひこのノーレート雀荘対抗戦を第三回、第四回とつながる活動にしていってね!」

安藤「最終的には最強戦のように、全国のお店が参加できるようになることを目標としているので、長く続けられるように頑張ります!」

 

多井プロからはこの大会だけでなく、この大会をはじめとした麻雀の未来、期待していることをお話いただき、またその思いを受け取った安藤さんの麻雀の発展に尽力したいという熱い気持ちが感じられたインタビューとなりました。

今年も盛り上がること間違いなし!参加者の皆様も、普段お店に通っているお客さんも、開催を心まちにしていることでしょう!

9月中には各店舗の紹介動画を放送予定です。そちらもお楽しみに!

第二回ノーレート雀荘対抗戦開催概要

■日時
【予選】2020年10月31日 都内ノーレート雀荘を使用(2店舗)
【決勝】2020年11月22日 放送対局
※コロナウイルス情勢を鑑み、延期または中止の可能性があります。
■大会アンバサダー
多井隆晴プロ(RMU・渋谷ABEMAS
■司会
【予選A会場】襟川麻衣子プロ(日本プロ麻雀連盟)
【予選B会場】調整中
【決勝戦会場】調整中
■大会ポスター
ウヒョ助/塚脇永久
■参加費
20,000円(5,000円/人)
■PR動画作成費用
10,000円
参加店舗にアンバサダーが訪問し、PR動画を作成、YouTubeにて配信予定
■参加資格
1店舗4名まで(アマチュア限定。選考方法は店舗に一任)

参加店舗

麻雀スクールアエル/北海道
Lookup(ルックアップ)/静岡県
麻雀スマート/埼玉県
まぁじゃんよつば/神奈川県
健康麻雀 憩いの家サンライズ/新潟県
M.L.STADIUM(エムエルスタジアム)/東京都
健康麻雀 ひよこ堂/東京都
健康麻雀まーすた/東京都ほか6店舗
雀友倶楽部(じゃんゆうくらぶ)/東京都
麻雀オクタゴン/東京都
麻雀CLUB NOBLE(マージャンクラブノーブル)/東京都
ま~じゃん ねこポン/東京都
麻雀ラブリースマイル/東京都
A.rule(エールール)/大阪府
まーじゃんラキラビ/大阪府

関連リンク

▼2019年開催前インタビュー

▼2019年結果

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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