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みあ 体育大出身、気骨あふれる闘牌で駆け上がるプロ雀士の素顔

みあ 体育大出身、気骨あふれる闘牌で駆け上がるプロ雀士の素顔

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日本プロ麻雀協会のビッグタイトル「雀竜位戦」。トップ16がしのぎを削る最高位のA級で、第20期では紅一点として注目を集めているのがみあプロだ。プロ雀士の中では数少ない体育大学卒という経歴のイメージそのままに、気骨あふれる麻雀を持ち味として躍進を続けている。本記事では、体育大で学んでいたみあが雀士の道へと進んだ経緯や、プロ入り後の強さの秘訣についても掘り下げていきたい。

目次

みあの基本情報・プロフィールデータ

名前

みあ

生年月日

1995年7月17日

職業

プロ雀士

出身地

埼玉県

血液型

O型

趣味・特技

お酒、絵を描くこと

本人公式SNS

Twitter
Instagram

所属団体

日本プロ麻雀協会

プロ入会年

2018年

みあの趣味はお酒を飲むこと。体育会系というと飲みっぷりも豪快なのでは、と想像する方も多いかもしれないがまさにその通りのようだ。また、みあが特技として挙げているのは「絵を描くこと」。小さな頃は漫画家になりたかったそうで、高校時代は美術部に所属していたという過去も持つ。体育会系のイメージが強いみあの意外な経歴といえるだろう。

経歴

2018年:日本プロ麻雀協会17期後期生としデビュー
2019年:雀竜位戦A級に昇格

麻雀との出会い・きっかけ

小中学校時代にバレーボールに打ち込んだこともあり、運動に関係する仕事に就きたいと考えていたみあは、体育教師を目指して日本女子体育大学へと進んだ。麻雀との出会いは、卒業後の進路選択も近づいてきた頃。数合わせのために誘われて初めて打った麻雀があまりにも楽しく、教職課程もそっちのけになるほどハマってしまった。その結果、大学卒業後は不動産会社に就職し、勤務後は麻雀店へ直行という生活が始まったそうだ。そこで麻雀プロテストの存在を知ったみあは、一度だけでも受けてみようと半ばダメもとでチャレンジ。なんと一発で合格を果たしたのだ。会社には即座に辞表を提出し、迷うことなく女流プロの道へと進んだ。現在も安定した生活に未練はなく、好きなことを仕事にできる喜びをかみしめているという。

みあの打ち方や雀風

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=MujcltCwWD4

強気にどんどん押していくのがみあの麻雀スタイル。自身の麻雀について「全局参加型」と評しているほどだ。しかし、麻雀における「押し時」は難しく、プロの世界で戦うとなればなおさらだろう。それでもみあが押していけるのは、押し引きのタイミングを探る状況判断力に優れているからだ。そんな「押し」中心の麻雀は、短期決戦で力を発揮しやすく、雀竜位戦でA級まで駆け上がった原動力にもなったといえるだろう。

みあの対局時の様子

第20期雀竜位戦A級4回戦 2022/1/22

みあの攻撃力が存分に発揮された一戦。トータル順位が最も低かったみあプロが起家の東1局、対子の[白]をポンせずにスルーした。その後、[白]を雀頭にしたリーチにこぎ着け見事に一発ツモ。1500点の軽い仕掛けをしなかったことが、4000オールを呼び込んだ。続く1本場では序盤にドラを重ねると、両面のチーを2回入れて素早く2000オールをもぎ取る。そして2本場でも2600オールと、序盤の連続アガリで勝利を決定づけた。平凡な配牌からでもきっちりと攻める姿勢が3連続のツモアガリを引き寄せ、「全局参加型」のみあプロの強さを感じさせる対局となった。

SNSでの評価・評判

みあに関するツイートで多いのは、プロとしてのキャリアの短さに対して麻雀が非常に強いということ。強い人と戦い、自分も強くなりたいという目標を掲げているみあだけに、そのような評価が多いのも納得だ。

みあのことを「協会の役満女王」「協会随一の役満ガール」などと評するツイートも多く、所作が美しいという声も聞こえてくる。

みあの役満和了数の多さには多くの方が言及している。もはや確率の壁を超えているといった声も。

いつでもどこでも全力投球。そんなみあの麻雀に対する真摯さと清々しさが感じられるツイートである。

みあのおすすめの動画

小四喜・字一色狙いからの四暗刻単騎

配信対局も行われている強豪ぞろいの私設リーグで、みあが魅せた。東1局の配牌には[南]の暗刻を含め字牌が8枚。そこから字牌を連続でツモってくると、ホンイツには目もくれず「小四喜・字一色」を狙っていった。この局は軽く流されてしまったが、続く東2局は配牌で1暗刻2対子。そこから順調に牌を重ねていき、なんと7巡目で四暗刻単騎のテンパイ。2巡後に待ちを[①]に変えると、次巡にあっさりラスト1枚だった[①]をツモ。「役満女王」の異名を体現するかのような驚異的な役満となった。

暗カンを合図に大激戦が勃発

迫力たっぷりなみあプロの立ち回りが見られるのがこの動画。みあプロの暗カンで一気に緊張感が走る中、みあプロが新ドラを切ってテンパイ。そこに「待ってました」とばかりに松本吉弘プロがポン。ドラ5の跳満のテンパイを入れた。この争いに追いついた朝倉ゆかりプロも、リーチをかけて参戦。しかし、ライバルの怒涛の攻撃に一歩も引かなかったみあが[8]単騎をツモって見事に勝利を収めたのだった。

みあのニュース・こぼれ話

1年間でアガった役満は29回

2021年の1年間で、みあがアガった役満は29回だった。大みそかに本人がツイートしてわかったことだが、気になる内訳は国士無双が最多の10回、以下四暗刻9回、大三元3回、字一色3回、緑一色2回、小四喜2回。麻雀店に常勤しているみあは相当な数の対局をこなしているとはいえ、1年で29回というのはさすが役満女王というほかない。

懐かしい手紙が大量に

休みの日に部屋を掃除していたみあ。なかなかものを捨てられない性分だそうで、中学、高校時代にもらった手紙がわんさか出てきたそうだ。その内容は友達とやりとりしていたものから、修学旅行で農業体験のためにホームステイした家庭から送られたものまでさまざま。昔を懐かしむ様子だったが、元カレからの手紙だけは捨ててしまったようだ。

この記事のライター

麻雀ウォッチ編集部
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