麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」の開幕戦が10月5日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は亜樹、瀬戸熊、内川、高宮の対戦。亜樹、瀬戸熊は初めてチームの開幕戦を務めた。
一番最初のアガリを決めたのは瀬戸熊、役牌のドラバックの仕掛けでしっかりドラをツモり2000・4000の好発進を決めた。
しかし亜樹がすかさず反撃。2枚切れのカン待ちを積極的にリーチ。瀬戸熊から8000のアガリを決めてトップ目に浮上する。
しかし東3局で再び瀬戸熊は8000のアガリを決めてトップ目に舞い戻る。
南場に突入して南1局、親番の高宮が4000オールを決めて一気にトップ目に浮上。
しかしその後の1本場で高宮から8000をアガった亜樹が一歩リード。オーラスの親番をトップ目で迎える。
亜樹は1局アガリを決めた後の1本場、瀬戸熊が直撃、ツモでトップ目に浮上(直撃の場合は同点トップ)する聴牌でダマテン。亜樹はその気配を察知し守備に回った。
最終的には高宮がリーチに出たことで、そこからの出アガリの打点上昇の為に瀬戸熊も追いかけ立直。瀬戸熊の待ちのはなんと山に5枚いたが、どこにも流れることはなく結果は流局。瀬戸熊はあと一歩のところで王牌に嫌われ逆転はならず。亜樹の逃げ切りトップとなった。
第1試合結果
1位 亜樹(風林火山)+57.9
2位 瀬戸熊(雷電)+6.9
3位 高宮(麻雀格闘倶楽部)▲19.0
4位 内川(サクラナイツ)▲45.8
第2試合
第2試合は勝又、萩原、岡田、藤崎が出場。各チームメンバーチェンジとなった。
このゲームは岡田が幸先よくアガリをモノにし、2局連続でリーチ一発のアガリとなった。12000を聴牌している勝又から逆に5200を討ち取り、次局は親番で4000オール。一気にリードを広げることに成功した。
しかし、勝又が反撃、その後の1本場でホンイツのアガリを決めると、南1局の親番では嶺上開花での4000オール、岡田との差を一気に縮めた。
南2局4本場では藤崎が類まれない守備力を見せた。親の岡田のリーチを受けながらも現物の両面待ちの清一色の12000聴牌を入れた藤崎だったが、終盤に掴んだ岡田の当たり牌のを正確にビタ止め。チームの転落を防ぐファインプレーとなった。
藤崎はオーラスの親番で粘りを見せ、勝又、岡田、藤崎の熾烈な三つ巴となった。最後は勝又が2着を確定させるアガリを決めて決着。トップは辛くも岡田が逃げ切った。
第2試合結果
1位 岡田(サクラナイツ)+60.4
2位 勝又(風林火山)+20.0
3位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲17.2
4位 萩原(雷電)▲63.2
10月5日トータル結果
風林火山 +77.9
サクラナイツ +14.6
麻雀格闘倶楽部 ▲36.2
雷電 ▲56.3