麻雀プロリーグ「大和証券Mリーグ2020」のレギュラーシーズン5日目の対局が10月12日(月)に開催された。
第1試合
第1試合は村上、茅森、藤崎、白鳥の対戦。村上、茅森は今季初戦でトップ。連勝を目指しての1戦となる。
序盤から流局が続く展開。東2局3本場は供託3本で迎え、親の藤崎がドラ3の聴牌で4本目のリーチ棒を繰り出した。
やや抜け出した茅森だったが、東3局に藤崎が茅森から8000の直撃、再び僅差のゲームとなる。
東4局には村上がドラをポンしたチャンタの仕掛けを決めて2000・4000。大混戦のまま南場に突入となる。
その後は再び流局が続く展開。南3局の親番を4着目で迎えた白鳥だったが聴牌流局と細かいアガリを重ね、ついにトップ目に浮上する。
しかし6本場で白鳥の先制リーチに村上が追いかけ、直撃を決め逆転してオーラスを迎えた。
オーラス1局目は茅森が白鳥から7700のアガリを決め2着に浮上する。放銃に回った白鳥は4着目に転落となった。
1本場は白鳥、茅森の2軒リーチとなったが流局、その後の2本場に村上がタンヤオのアガリを決めて大混戦を制した。通算8局の流局という痺れるゲーム展開となった。
第1試合結果
1位 村上(ドリブンズ)+53.7
2位 茅森(フェニックス)+6.9
3位 藤崎(麻雀格闘倶楽部)▲18.6
4位 白鳥(ABEMAS)▲42.0
第2試合
第2試合はたろう、和久津、高宮、多井が出場。
この試合はたろうと多井の二人がひたすらアガリを重ねるゲームとなった。
東1局は高宮が純チャン・三色の聴牌を果たしたが、たろうがその当たり牌を使い切って3000・600のアガリでスタート。
東3局にはたろうがタンヤオ・平和・ドラ・赤の聴牌。目立っている和久津の仕掛けに対応してダマテンで8000のアガリを着実に手にした。
南1局には多井が逆襲の一撃。高宮との2軒リーチを制して6000オール。一気にたろうを交わしてトップ目に立つ。
その後も連荘が続き3本場、和久津の先制リーチに多井が押し切って4000オール。更なる加点に成功した。
しかしオーラスにたろうが再び逆転。6000オールを決めてトップに再浮上。
一旦上に立ったたろうだったが、1本場で多井のリーチとたろうの聴牌の熾烈なめくりあいとなった。多井がフリテン立直をツモって再度逆転。チームに今季初勝利をもたらした。
第2試合結果
1位 多井(ABEMAS)+81.4
2位 たろう(ドリブンズ)+33.4
3位 高宮(麻雀格闘倶楽部)▲33.7
4位 和久津(フェニックス)▲81.1
10月12日トータル結果
ドリブンズ +87.1
ABEMAS +39.4
麻雀格闘倶楽部 ▲52.3
フェニックス ▲74.2
ドリブンズは首位浮上。ABEMASは4位に浮上した。